2006年09月01日

トリシエECB総裁記者会見

欧州中央銀行(ECB)政策金利を3.0%に据え置きと決定。

米国インフレ指標であるPECデフレーターがやや予想を下回り、トリシェECB総裁が「強い警戒が必要」と予定通りタカ派なコメントをしたことを受け、一時ドル売り先行。

その後の米国指標が悪くなくユーロが雇用統計前に利益確定をする動きが加速。このユーロ売りドル買いが主軸通貨に飛び火し、ドル円が重い中ポンド円スイス円は軟調な展開。ただ、ユーロクロス通貨が急落したためむしろオセアニア通貨などその他の通貨は堅調。

【トリシエECB総裁記者会見】
・ECBは今後、強く警戒していく
・物価見通しに対するリスクは引き続き上向き
・経済データから見て景気は予想以上に堅調
・世界経済は引き続き堅調
・消費の伸びは将来的に強まると予想
・物価抑制にむけてて時宜に即して行動
・流動性は依然豊富、金融政策は緩和基調だ
・原油高は07年のインフレ見通しに影響
・インフレリスクは引き続き上ぶれ
・米景気の鈍化はユーロ圏に影響
・政策委員会の決定は全会一致だった
[セントラル短資]
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※半角英数字のみのコメントは投稿できません。

この記事へのトラックバック