2006年09月21日

FOMC声明文を読み解く

声明文では
・住宅市場の判断を「穏やかな減速」→「減速」に下方修正
・景気の減速に伴って「インフレ圧力が緩和する」との判断は維持
・最近の原油安が物価の上昇を抑えつけると付け加えた

最近の指標からは
・4-6期のGDPが前期比2.9%に低下し、1-3期の5.6%を大幅に下回っている
・住宅投資、個人消費、雇用などの減速も鮮明になってきている
・8月のコアCPIは2ヵ月連続で0.2%にとどまり、3〜6月の0.3%より縮小している

ことなどから、前回よりもインフレ警戒姿勢を緩め、物価上昇より景気減速への配慮を優先する姿勢を示めしたものと思います。これ以上の利上げで景気を失速させる危険を冒すほど、インフレ懸念は強くないと読み取れます。

10月以降も、利上げ再開の可能性は低いのではないでしょうか。約2年間続いた金融引き締め局面は完了したとの見方が強まっています。当面は金利を据え置いて米経済の動向を見守る「様子見」の状態が続きそうです。
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