2006年11月03日

トリシエECB総裁会見

ECBは事前予想通り政策金利を3.25%で据え置きを決定しました。会見では、12月会合での利上げの可能性を事実上示唆しましたが、来年1-3月の追加利上げや2007年度の金利見通しについては「12月会合まで述べない」としました。

・インフレに関し「強い警戒」が必要
・主要シナリオ確認されれば利上げは正当
・主要金利は依然、低水準
・下期も成長の勢いが続く見通し
・最近のインフレ率低下はベース効果を反映
・インフレリスクは2007年にも引き続き上昇する可能性
・VAT引き上げで来年1-3月期に景気不安定も
・原油価格下落で景気見通し改善も
・米景気減速で域内景気見通しに悪影響の可能性
・エネルギー価格の見通しは依然不透明
・物価安定のためにはすべての手段をとる用意
・金融動向非常に注意深い監視が必要
・通貨供給量は依然上ぶれリスク
・物価安定見通しに対するリスクは明らかに上向き
・タイムリーで安定した行動が不可欠
・07年に関しては12月の会合まで更なるコメントはしない
[セントラル短資]

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