週後半から始まる米国のクリスマス商戦が注目される。出足の好調さが確認されれば、米景気減速のソフトランディング(軟着陸)期待が強まりそうだ。利下げ観測が後退して一時的に円売り・ドル買いが進む場面もあるとみられる。米株が堅調に推移していることや、国内で長期金利が伸び悩んでいることなどを材料にドルが買われやすいとの指摘も出ている。
国内では21日、日銀が10月12、13日に開いた政策委員会・金融政策決定会合の議事要旨を公表する。24日には福間年勝審議委員が水戸市内で講演する予定だ。追加利上げに前向きな内容があれば、円を買い戻す動きが出る可能性もある。ただ日銀が早期の追加利上げに踏み切るとしても日米の金利差は依然として大きいため、円買いは長続きしないとの見方が強い。
[11月19日/日本経済新聞 朝刊]
