2006年11月26日

今週の株式見通し

 今週の株式相場は下値固め後に自律反発をうかがう展開か。東京証券取引所第一部の騰落レシオ(25日移動平均)が売られ過ぎを示す70%に達するなど、テクニカル面では底入れ機運が高まっている。PER(株価収益率)でも割高感は薄れており、下げ止まりが確認できれば上昇に転じる可能性は高い。ただ国内景気や企業業績の先行きに関する好材料がない限り、上値も限られそうだ。

 先週の日経平均株価は週間で357円(2.2%)下落し、ほぼ2カ月ぶりに1万6000円を割り込んだ。期待の大きかった企業業績の上方修正が小幅にとどまったことが失望感につながり、外国人投資家などの売りを招いたようだ。4兆6000億円強と依然高水準の裁定買い残も需給の重しとして意識されている。

 前週末の日経平均採用銘柄のPERは18.17倍まで低下した。年初来安値を付けた6月には17倍台を底に反発に転じており「下値は1万5500円近辺」との見方が強まっている。「9月25日に付けた直近の取引時間中の安値(1万5513円)を下回らなければ自律反発を試す展開になる」との声もある。

 需給も最悪期を脱しそう。今週は実質12月相場入りするため「(11月決算が多いとされる)海外ヘッジファンドの手じまい売りは峠を越す」公算が大きい。30日はトヨタ自動車株の売り出しの払込日で「大型新規上場や売り出しに備えた換金売りも減りそう」。月末接近に伴う投資信託の買いや、ボーナス資金流入に期待する向きもある。

 注目材料は29日発表の鉱工業生産指数。市場予測の平均値がマイナスのため、一段安の材料にはなりにくそう。逆に予想を上回れば市場心理好転のきっかけになる可能性がある。波乱要因は為替相場。円高が一段と進行すれば輸出関連株には逆風で、相場全体の足かせになりそうだ。
[11月26日/日本経済新聞 朝刊]



この記事へのコメント
初めまして!ナポレオン・ヨル博士と申します(笑)

少し胡散臭い名前ですが、覚えて頂ければ幸いです。

すごい情報量ですね^^
感心してしまいました 笑


また拝見させて頂きます。今後とも宜しくお願いします。^^

Posted by 「アフィリエイトから年商2000億」のナポレオン・ヨル博士 at 2006年11月26日 18:52
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※半角英数字のみのコメントは投稿できません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。