2006年12月10日

今週の株式見通し

 今週の株式相場は週末に日銀の12月企業短期経済観測調査(短観)を控え、もみ合う展開か。最近の急ピッチな反発に伴う警戒感に加え、短観の内容次第では日銀による年内利上げ観測が台頭しかねないため、投資家は積極的な買いを控えるとの見方が多い。ただ押し目買い意欲も強く下値は限られそうだ。

 先週の日経平均株価は週間で96円(0.6%弱)の上昇。約1カ月ぶりの高値水準となる1万6400円台を付けたが、積極的に買い上がる動きは乏しかった。直近安値を付けた11月下旬からの上昇幅が750円弱(4.7%)に達したほか、10月の機械受注統計など景気指標が市場予想を下回ったためだ。

 今週は15日の日銀短観が焦点だ。大企業製造業の業況判断指数(DI)の市場予想は平均でプラス25。前回9月調査より一ポイント上昇する見通しで、予想の範囲であれば景況感の改善が好感されそうだ。
[12月10日/日本経済新聞 朝刊]



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