弱いCPIを受けたドル売り一巡後は、対米証券投資(TICS)の好結果がドルをサポートし、ドル円は118円の大台を回復しました。
対米証券投資は米国への資金フローを確認するうえでの重要指標で、海外諸国の米国債や株式への投資額です。
現在の米国は貿易赤字国で、対米証券投資の金額が、米国の貿易赤字の金額を下回ると、米国は海外からモノを輸入するための資金を調達できないということになり、貿易赤字分をファイナンスできるかどうかと深い関係がある指標です。2004年以降は貿易赤字をかろうじて埋めている状態が続いています。
・10月対米証券投資 823億ドル(予想: 700億ドル、前回: 651億ドル)
・10月貿易収支 589億ドルの赤字(予想: -630億ドル、前回 : -643億ドル)
(単月ベースでは貿易赤字をファイナンス)
2006年12月16日
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