2006年12月17日

今週の為替見通し

 今週の円相場は日米の金融政策への思惑で方向感を見極めにくい動きとなりそうだ。市場でも売買が交錯しており経済指標などに大きく振れやすくなる展開が予想される。市場参加者は1ドル=116円―119円台で推移するとみている。

 今週の注目材料は日銀の18、19日の金融政策決定会合だ。年内利上げは見送りとなる見通しだが、記者会見での福井俊彦日銀総裁の発言に市場の注目が集まっている。年明け1月の利上げを示唆するような発言があればいったん後退した利上げ観測が再燃し、円買い・ドル売りが入りそうだ。ただ、今後の各種経済指標の動き次第の要素も強く、積極的に円を買い進める状況にもない。この局面での円買いは一時的にとどまる公算が大きい。

 米国では19日発表の11月の住宅着工件数への関心が高い。年率換算で150万戸程度と低水準を記録した前月から小幅改善すると市場は予想する。米連邦準備理事会(FRB)は住宅の調整圧力が次第に緩和するとの見方を示す。市場予想を上回れば米景気の軟着陸シナリオが強まり円売り・ドル買いも出そうだ。
[12月17日/日本経済新聞 朝刊]



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