今週は日銀の早期利上げの可能性を占ううえで国内の経済指標に注目が集まっている。26日発表の11月の全国消費者物価指数は生鮮食品を除く総合で前年同月比0.2%の上昇が市場の事前予想。また28日の11月の鉱工業生産指数への関心も高くこちらは前月比1.1%の上昇が予想されている。
いずれも早期利上げを後押しする結果となれば円高に振れる局面もありうる。ただその場合でも円の上限は117円程度とする見方が大勢。多国籍企業中心に年末のドル買い需要は根強く、円高・ドル安に振れると急速にドルが買い戻されるとの指摘もある。
25日には福井俊彦日銀総裁の講演もある。発言次第では相場を大きく振れさせる可能性もある。
[12月24日/日本経済新聞 朝刊]
