2007年01月21日

今週の為替見通し

 今週の外国為替市場では円が売られやすい相場環境が続きそうだ。日銀の利上げ見送りをきっかけにした円売り圧力が強く、先週は一時、対ドルで3年10カ月ぶりの安値をつけた。国内の利上げ時期が読みにくい一方で、米国は経済指標の改善が続いている。日米金利差は縮まらないとの見方から、1ドル=119―123円台の間で緩やかな円安・ドル高進行を予想する市場参加者が多い。

 今週は26日に発表される2006年12月の全国消費者物価指数が注目。市場の事前予想は生鮮食品を除く総合で前年同月比0.2%上昇。予想を下回れば円売り・ドル買いに拍車がかかりそうだ。米景気の底堅さが意識される中で、原油価格の軟調が続くと個人消費を後押しするとの見方からドル買いを誘うとの声もある。

 22日に福井俊彦総裁が国際会議であいさつするほか、25日には須田美矢子審議委員が講演する。日銀幹部の発言に対する市場参加者の関心は高く、早期の利上げを示唆するような発言があれば、一時的に円に買い戻しが入る公算が大きい。
[1月21日/日本経済新聞 朝刊]



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