2007年02月04日

今週の為替見通し

 今週の円相場を占ううえでは9、10日にドイツで開く7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が最大の焦点になりそうだ。日米金利差を背景にした円売り・ドル買い優勢の相場環境が続きそうだが「G7で円安が話題になり円が上昇に転じる」との思惑も根強い。このため1ドル=119円程度まで円の買い戻しが入ると予想する声も出ている。

 市場参加者の間では、G7では「円安問題は議題にならない」との声が大半だ。ただ最近は欧州だけでなく米国高官や議会関係者からも円安への言及があった。円の売り持ち高は相当膨らみ、調整が入りやすくなっていることもあって、G7をにらんで海外の要人から円安けん制発言が出れば、円買い戻しのきっかけになる公算は大きい。

 8日には日銀の岩田一政副総裁があいさつするほか、春英彦審議委員の講演も予定されている。直近の経済指標は必ずしも利上げを後押しする内容ではなく、市場では2月の利上げ観測が後退しており、発言次第では円売りが強まる場面もありそうだ。
[2月4日/日本経済新聞 朝刊]



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