米景気の急減速懸念がくすぶり、円キャリーの動きが再び強まっていますが、ドルを積極的に買い進められない分、ユーロ高が勢いを増しています。昨夜は、ドル円は118円台後半まで円安・ドル高が進みましたが、その後は円売り・ドル買いが続きませんでした。
むしろ、ドルはユーロに対し一時1.36ドル台前半まで売られ、ユーロ導入以来の最安値(1.3670)に迫りました。対英ポンドでも2ドル台に下落し、26年ぶりの安値圏での取引です。対豪ドルなど円以外の主要通貨でも下落傾向が続いています。
当面の焦点は27日の米GDPですが、ドル買いが続かない原因は
・サブプライムローンなど住宅投資の調整がいまだ継続
・設備投資の先行指標の減速感が目立ち始めている
・米景気の先行き不安を背景に債券の金利差が縮小傾向にある
などですが、ドルが軟調に推移しているにもかかわらず、米国株の好調さがドル買いを支えています。米株価下落でドルが大幅に売られる可能性も否定できません。
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2007年04月21日
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