週前半には、今後の米金融政策を占う耐久財受注や住宅指標などの指標の発表が相次ぎます。なかでもFOMC(5/9開催)のたたき台となるベージュブックは要注意です。
欧州では、ユーロ圏の景況を見る上で重要な独IFO景気動向と5月追加利上げが視野に入ってきた英・第1四半期GDP速報値が発表されます。
国内では、27日の3月の鉱工業生産指数や全国消費者物価指数のほか、日銀が金融政策決定会合後に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート;4月と10月の年2回公表)」に注目です。展望リポートでは1―2年先までの景気・物価見通しが公表され、今後の金融政策を占う上で重要な材料になります。
また、福井日銀総裁が会合後の記者会見で、市場に広がる早期利上げ観測に対してどう答えるか関心が高いです。
【重要指標】
・4/24(火)23:00(米)3月中古住宅販売件数
・4/25(水)17:00(独)4月IFO景況指数
・4/25(水)17:30(英)第1四半期GDP・速報値
・4/25(水)21:30(米)3月耐久財受注
・4/25(水)23:00(米)3月新築住宅販売件数
・4/25(水)27:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・4/27(金)08:30(日)3月全国消費者物価指数(CPI)
・4/27(金)08:50(日)3月鉱工業生産・速報
・4/27(金)15:00(日)日銀経済・物価情勢の展望(展望リポート)
・4/27(金)21:30(米)第1四半期GDP・速報値
【政策金利】
・4/24(火)22:00(加)BOC政策金利(据置き)
・4/26(木)06:00(NZ)RBNZ政策金利(据置き)
・4/27(金)15:00(日)日銀政策金利(据置き)
【要人発言】
・4/25(水)(米)バーナンキFRB議長講演
・4/27(金)(日)福井日銀総裁記者会見