2007年05月06日

今週の為替見通し

 円相場は1ドル=120円をはさんだもみ合いになりそうだ。前週は米景気への悲観論がやや後退したとの見方から円売り・ドル買いが膨らみ、円は1ドル=120円半ばと約2カ月ぶりの円安水準に下落した。ヘッジファンドがさらに円売りを進める可能性がある半面、円の下値は限定的との見方から円を買い戻す動きも広がりそうだ。市場参加者の予想は119―121円が中心となっている。

 今週は米景気の動向が引き続き焦点。4月の米小売売上高、米卸売物価指数などが公表される。9日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明にも関心が集まっている。

 その一方で、連休を終えた国内の輸出企業にとって、1ドル=120円台半ばの相場水準は為替予約(先物の円買い)の格好の機会になるとの見方も根強い。輸出企業が動き出せば、投機筋の一部が円を買い戻しを急ぐ局面も予想される。

 円は対ユーロで前週、最安値(1ユーロ=163円60銭)を付けた。欧州通貨当局者からはユーロ高を容認する発言も出ており、円は当面軟調に推移するとの観測もある。
[5月6日/日本経済新聞 朝刊]



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