18日には中国人民銀行(中央銀行)が人民元の米ドルに対する変動幅の拡大や利上げを発表したことを受けて、アジア通貨もつれ高するとの連想から円が買われる場面があった。市場では「人民元の利上げに伴う円買いは一時的」との見方が大勢だが、22、23日にワシントンで開かれる米中戦略経済対話の前後は、人民元に関する要人発言などで円相場が振れやすくなる可能性もある。
国内では25日に4月の消費者物価指数(CPI)が発表される。3月まで2カ月連続でマイナスだった。3月の機械受注など最近発表された経済指標が市場の予想を下回るケースが目立っており、市場の注目度が高まっている。
月末にかけて外貨建て投資信託の設定も多く予定されており、円売り圧力になる可能性がある。
[5月20日/日本経済新聞 朝刊]
