2007年08月19日

今週の為替見通し

 円相場は方向感が定まらない展開になるとの見方が強い。米連邦準備理事会(FRB)が公定歩合を引き下げたことで、動揺していた市場にやや安心感が出て再び円売りが出やすくなるとの見方がある。だが、信用収縮懸念は根強いと考える市場参加者も多い。米株式相場など、世界の株式市場の動向をにらみながらの展開となるだろう。市場参加者の予想は1ドル=111―115円。

 焦点は日銀が22、23日に開く金融政策決定会合だ。今回は利上げを見送るとの見方は市場では織り込まれており、会合後の記者会見で、福井俊彦総裁が一連の市場の動揺にどのようなメッセージを送るかに注目が集まっている。

 実需面では円買いが強まるとの見方がある。輸出企業にとっては、想定レートを上回る円高水準に進んだ。夏休み明けだけに、円買いを本格的に進めるのではとの見方がある。

 一方、FRBの公定歩合引き下げに伴い、リスクが取りやすくなったと判断したヘッジファンドなどが再び円を売って高金利通貨に投じる動きを再開するとの見方も浮上している。
[8月19日/日本経済新聞 朝刊]



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