2007年08月26日

今週の為替見通し

 今週の円相場は円高方向に振れやすいとの予想が多い。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけにした金融市場の動揺はやや落ち着きを取り戻したとみられるが、市場には依然として警戒感がくすぶる。サブプライム問題の悪影響が明るみに出ると投資リスクを回避するために、これまで売っていた円の買い戻しが加速するだろう。

 市場参加者の予想は1ドル=112―117円程度に集まっている。

 市場がいつ落ち着くか不透明ななか、各国の金融当局者が市場の現状や今後の政策運営についてどのような見解を示すかが注目だ。今週はトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言のほか、週末にはバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演も予定されている。前週の金融政策決定会合で利上げを見送った日銀も、福井俊彦総裁をはじめ政策委員の発言が集中する。当局者の見解を受けて、円相場は振れやすくなりそうだ。

 月末にかけて外貨建て投資信託の設定が多く予定されており、円の下支え要因になりそうだ。
[8月26日/日本経済新聞 朝刊]



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