2007年09月09日

今週の為替見通し

 円相場は堅調に推移するとの見方が強まっている。市場で不安心理が高まるなか、米経済の先行きに不透明感を強める市場参加者が多い。米経済指標や米株式相場次第では円高・ドル安が加速する可能性がある。市場参加者の予想は1ドル=112―116円に集まっている。

 米実体経済の動向に関心が集まっている。前週末発表の8月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比4000人減と、市場予想(11万人の増加)を大きく下回った。14日発表の8月の米小売売上高が低水準だった場合、消費など米経済の先行き悪化懸念が広がり、一段の円高・ドル安につながる可能性がある。

 一方、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が徐々に強まっており、ドル売り圧力になるとみる市場参加者が多い。市場ではフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標(5.25%)の0.5%引き下げを織り込み始めている。

 また、米金融機関の6―8月期決算の発表が相次ぐとみられている。サブプライム問題をきっかけとした損失がどこまで膨らんだかも焦点だ。
[9月9日/日本経済新聞 朝刊]



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