米証券大手モルガン・スタンレーの決算発表や、昨夜の消費者物価指数も落ち着き、住宅着工件数も予想ほどは悪くなかったと言うことでNYダウが続伸すると、ドルが買われドル円は116円台前半まで上昇、高値圏にて小動きの展開となりました。
また、日銀が利上げを見送ったと言うことで、円キャリー取引解消懸念もとりあえず払拭され、落ち着いた動きとなっています。経済指標もサブプライム問題の影響を感じさせるものは少なく、信用収縮懸念も一服となっているようです。
原油価格や金価格も堅調なことも、インフレ懸念というよりはリスク資産への資金の流れが復活した、との見方も強いようです。