2007年10月05日

日本株9月成績(525183円)

サブプライム問題に端を発した8月安値で、東証の予想PERは16倍台と、2003年以降の最低水準まで低下しました。信用収縮を背景とする世界的な株安は、FRBによる金融緩和などで足元では小康状態を保っています。

ただ、サブプライム問題は依然として終息しておらず、海外投資家のリスク許容度回復には時間がかかりそうです。目先は波乱含みも、年末に向けて戻り歩調へと転じるのではと思われます。

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中国株9月益(1090374円)

9月は、ハンセン指数、H株指数、レッドチップ指数がともに大幅に上昇しました。サブプライム問題で18日にFRBが0.5%の大幅利下げに踏み切り米国株式相場が大幅に上昇したことや、香港の最有力銀行であるHSBCがプライムレートの引き下げを行ったことで、引き続き中国本土からの資金流入期待が根強いことなどを受けて買い優勢の展開となり、月を通して堅調に推移しました。特に、中国本土系銘柄の上昇が顕著でした。

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2007年09月03日

日本株8月成績(631579円)

今月は、米サブプライム問題再燃を受けて、世界同時株安の様相が強まる中、円相場の急伸も加わって大幅に下落、8月中旬に日経平均・TOPIXともに年初来安値を更新しました。

今後、信用収縮問題の再燃や米国の景気減速懸念等から、二番底を模索する場面が出てくる可能性も否定出来ませんが、海外金融市場の混乱は次第に沈静化に向い、波乱の懸念は燻るが、徐々に戻りに転じるものと予想されます。

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中国株8月含益(758509円)

8月は、欧州の大手金融機関が傘下の住宅ローン投資ファンドを凍結するなど、サブプライムローン問題に端を発する信用リスク懸念の高まりから、世界同時株安の様相が強まり香港株も急反落しました。

8/17の米公定歩合引き下げで、世界的に信用収縮懸念が後退したことを好感し、月末にかけて急反発です。中国金融当局が中国人投資家の香港株投資を試験的に解禁するとしたことも好影響を与えた模様です。

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2007年08月01日

日本株7月成績(116545円)

7月前半は、踊り場的な状況や日銀による利上げ観測等から、上値の重い動きとなりましたが、月末に、サブプライム問題やリスク資産からの逃避による米国株安、円キャリー取引の解消懸念から大幅下落です。

米国市場動向に振らされながらも個別企業の業績発表にも一喜一憂する展開で、短期的には調整懸念は残りますが、大枠は高値圏のもみ合いが続くのではないでしょうか。

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中国株7月損益(775275円)

7月の含み益は +775,275円
売却益累計 148,443円、配当金累計 50,373円(7月 12,592円)

7月の香港市場は、堅調な米国市場に支えられ、本土市場と違いしっかりとした動きを続けています。なかでも保険市場は、生活水準の向上が進み拡大傾向にあります。

しかし、米国株式相場がサブプライムローン問題の再燃から急落したことや、中国共産党中央政治局が景気過熱に警戒感を示したことなどを受け、月末には大幅に下落する展開となりました。

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2007年07月03日

日本株6月成績(19,519円)

3月期決算発表では、全産業ベース(除く金融)における07年度の経常増益見通しが+3%台と、概ね良好な内容となりました。世界的な金利上昇に上値を抑えられる場面もありましたが、海外市場に対する出遅れ感が残る中、戻りを試す動きを示しています。

参院選や日銀による利上げ観測等、不透明要因も多く、当面は基調的にボックス圏内で、神経質な推移を続けるものと予想されます。

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中国株6月損益(681657円)

6月の含み益は +681,657円
売却益累計 148,443円、配当金 1,894円、累計 43,108円

今月は、米5月消費者物価の落ち着きが示されて米長期金利が低下し、また米株式相場が上昇したことを受け、H株、レッドチップとも中旬から大幅に上昇しました。

その後米国株式相場は軟調となったものの、20日、中国証券監督管理委員会(CSRC)が投資信託会社や証券会社にも海外証券への投資を認める通達を発表したことから香港市場への資金流入期待が高まり、一段高となりました。

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2007年06月11日

日本株5月成績(298094円)

海外株が軒並み上値を追う中、日本株の出遅れが鮮明化し、押し目買いが期待されましたが、今月も戻りの鈍い状況が続きました。企業3月期決算の07年度利益見通しは前期比微増で、ほぼ市場の想定内で、景気の踊り場観測も相場に概ね織り込まれたと見られます。

参院選挙や日銀による利上げ観測など不透明要因も多く為替相場等を睨んで、大枠ボックス圏で神経質な展開が続くのではないでしょうか。

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中国株5月損益(596479円)

中国金融当局が11日にQDII(適格国内機関投資家)制度を個人投資家にも拡大すると発表、中国本土の個人マネーが香港市場へ流入するとの期待が高まり大幅に上昇しました。

18日には中国人民銀行が中国人民元の変動幅拡大を発表し、通貨高期待から買いが先行しましたが、預金準備率、預金・貸出基準金利の引き上げも発表されたことから次第に追加引き締めに対する懸念が高まり、その後は概ね軟調な展開となりました。

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2007年05月01日

日本株4月成績(361064円)

2月末の世界同時株安前の水準を回復した海外市場と比べた出遅れ感から、今月は内外投資家の押し目買いが期待されましたが、戻りの鈍い状況が続きました。

4月下旬から本格化する企業決算の07年度利益見通しで、先行きの上方修正期待から、戻り余地を試す場面が出てくるかもしれませんが、米国経済や参院選等を睨んで、弱含み・もみ合いの推移が予想され、大枠ボックス圏で神経質な展開となりそうです。

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中国株4月損益(557596円)

前半は雇用統計などの好結果を受けた米国株の上昇で、これが香港や中国の景気を下支えするとの見方が台頭、さらに中国本土系企業の好業績期待などを受けて、買いが優勢な展開となり大幅高となりました。

後半に、中国の高成長を背景とした追加金融引き締めに対する警戒感が強まり、上海株が急落したことを受け、一時大幅に下落しましたが、月末は値ごろ感や、上海株急反発などもあって値を戻しています。

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2007年04月02日

日本株3月成績(390268円)

3月は、2/27からの世界連鎖株安で日経平均は一時17,000円を割り込みました。円キャリー・トレードの巻き戻しやリスクマネーの引き上げ等によるものです。

今後は急落過程で買われた戻売りや、期末配当落ち後の裁定解消売り等の不安材料は残りますが、3月期決算発表を通じて、企業収益力の強さが再確認されれば、見直し買いにより徐々に戻りを試す展開になるのではと思います。

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中国株3月損益(467737円)

上海株に端を発した世界連鎖株安も6日には底を打ち、回復基調の中、18日の中国人民銀行の利上げも難なくこなし、22日FOMC声明文の引き締めスタンスから中立との変化による米国株上昇で、香港株も一段高となりました。

ニュース等で話題となっているA・B株市場の統合も、今年中に実施される可能性は低いと思いますがもし統合されれば、相対的に割安なB株・H株には好材料です。

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2007年03月01日

日本株2月成績(±0円)

2月に入り、日経平均、TOPIXともに06年4月に付けた高値を更新しました。企業業績の堅調見通しに、今期の上方修正期待や来期に対する一段の拡大期待などから、業績期待を背景に上値を試す展開となりました。

27日に始まった「チャイナショック」で世界連鎖株安の様相が強まってますが、順調な企業業績が下支えになるとの見方はなお根強いものと思います。

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中国株2月損益(444,287円)

今月は春節(旧正月)で19−20日が休場、22日の中国人民銀行の預金準備率引き上げ発表により、金融株中心に一時売りが先行しましたが、3月上旬のポールソン米財務長官の訪中を控え、中国人民元に一段の上昇圧力がかかるとの見方などを背景に買い優勢の展開でした。

27日の上海株暴落で世界同時株安となりましたが、一過性との声が大勢をしめています。

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2007年02月02日

日本株1月成績(±0円)

年明け後の株式相場は、日銀の利上げを巡る思惑等から振れ幅が拡大する場面がありましたが、1月の金融政策決定会合での利上げ見送りや、それを受けた円安等を受けて、足元では上値切り上げの展開です。

2月利上げ観測は依然残っているものの、利上げが実施されても超低金利であることに変わりはなく、株式市場における流動性の急速な収縮は考え難いと思われます。

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中国株1月損益(470,752円)

中国人民元高期待が引き続き根強いことや、20日の中国の金融工作会議で企業の資金調達の利便性を高める国内市場整備の方針が示されたことなどから買いが先行しました。

しかしその後、2006年10-12月期の実質GDPや12月の消費者物価指数が市場予想を上回り、一段の金融引き締め観測が台頭したことを受け、月末にかけて反落です

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2007年01月02日

日本株12月成績(±0円)

予想を上回る10月の鉱工業生産や、06年内追加利上げ説の後退等から、12月の株式相場は上昇基調を辿っています。

年明け後しばらくは、株価の上値が抑えられる可能性もありますが、2月以降、市場は徐々に07年度の増益期待を相場に織り込み始め、3月にかけては06年高値の更新を目指す展開になるかもしれません。

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中国株12月損益(401911円)

今月は、米11月雇用が底堅い動きを示し、米国株式相場が上昇したことにつれて、買いが優勢な展開でした。

14-15 日の「米中戦略経済対話」で、ポールソン米財務長官が中国人民元の改革を促す発言をし、元高期待が強まり人民元が昨年7月の切り上げ以来の最高値を更新したことから、ハンセン指数は20,000台乗せ、H株は連日の史上高値を更新中です。

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2006年12月01日

日本株11月成績(±0円)

9月中間決算での通期業績見通しを上方修正する企業が限定的だったことで、一部国際優良株が買われる場面はありましたが、景気減速懸念等を背景に、内需関連を中心に15,600円台まで下落しました。

06年度通期の業績上方修正や07年度の増益持続期待が強まれば、戻り高値更新を目指す展開となる可能性もありそうです。

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中国株11月損益(291725円)

11月は中国人民元の先高観などを背景に買いが優勢となり3指数共に上昇しました。10月の米生産者物価が市場予想を下回り、米国金利が低下したことから金利先安感が台頭したこと、7-9月期の香港の実質GDPが、市場予想を上回る伸びを示したことから、銀行株や不動産株を中心に一段高です。中国人民元の先高期待が根強いことも、株価上昇を後押ししました。

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2006年11月01日

日本株10月成績(398950円)

今月は北朝鮮核実験で軟調な局面もありましたが、後半は米国株高を好感した買いや、9月中間決算発表にらみで、国際優良株・ハイテク株中心に強い動きをみせ、5/12以来の16,600円台を回復しました。

年明けにかけて、次第に戻りを試す展開に向かうかも知れません。新興市場の下げは厳しく下落基調が続いています。

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中国株10月損益(238660円)

10月は人民元高の加速期待を受けての買いと、高値警戒感・北朝鮮の再核実験報道による利益確定の売りとで、前半もみあう展開でしたが、米国株上昇や、7-9月期の実質GDPが前期から減速し過熱感がやや緩和したとの見方を受け、買い優勢の展開となっています。

27日の中国工商銀行IPOでH株が150ポイント急落、ボラタイルな値動きとなる可能性もあります。

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2006年10月02日

日本株9月成績(599,100円)

9月は4〜6月期の企業業績の好調さにもかかわらず、外需鈍化に対するリスクや、原料高等の収益圧迫要因もあり軟調な展開が続きました。

中間決算の発表が10月半ば頃から本格化しますが、上方修正の動きは限定的なものに留まる可能性も高く、乱高下局面を経て、年末に向けて上値余地が広がることも考えられます。

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中国株9月損益(195,579円)

今月は、中国人民元の先高期待が根強いことや、原油価格の下落などを受け、概ね堅調な展開です。

タイのクーデターが発生した20日は、一時売りが先行する局面もありましたが、香港経済に与える影響はあまりないとの見方が次第に強まり、すぐに反発に転じ、月末の米FRB(連邦準備制度理事会)が政策金利を据え置いたことを好感して、さらに買いが優勢となりました。

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2006年09月20日

【3054】ハイパーコンセプション当選

20060920.gif市場:JASDAQ
事業内容:主に一般法人ユーザーを対象にしたコンピュータ事業、アスクル&サプライ事業、サービス&サポート事業

時価総額:26.8億円 発行済株式:6,705株
PER:13.1倍 類似企業平均PER:20.9倍

公募・売出し株数:1,300株(公募1,000株、売出300株) 調達資金:5.2億円
VC保有売却可株数:15株(1社)

懸念材料:
(1)足元でIPO初値上昇力が急激に衰えている
(2)業種人気の二極化が進む中、不人気サイドに置かれる可能性が高そう
(3)調達資金額約5億円という小粒さは魅力
(4)類似企業の平均PER20倍前後に比べ13.1倍は割安
(5)ロックアップのかかってないVC保有株が15株と少ない

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2006年09月01日

日本株8月成績(±0円)

8月中旬に日経平均株価が約3ヵ月ぶりに16,000円台を回復するなど、足元の相場は戻り歩調を辿っています。

大局的には上昇基調にあると思いますが、原材料高等の外部環境の不透明感が高まった場合、反動が大きなものになる懸念があり、9月は値動きの荒い展開になるかも知れません。

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中国株8月損益(172,128円)

8月前半は米の利上げ休止を好感し、ハンセン指数、H株指数、レッドチップ指数ともに高値水準で推移しました。8/18中国人民銀行が利上げを発表、金融引き締め姿勢を示したことで3指標とも大きく下落しましたが、その後反発しています。

当面ディフェンシブ・セクターに注目です。航空、高速道路、不動産などは厳しそう。反面、食品、観光、ホテルなどの消費関連が市場の関心を集めるかも。

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2006年08月28日

【2497】フィスコ★★★★★

今年のフィスコ5つ星は、以下の6銘柄

銘柄          公募   初値     騰落率
ネットエイジ      60万   150万   2.5倍(予想)
アドウェイズ       誤発注  
夢の街創造委員会  45万   130万    2.9倍
ラクーン        80万   336万    4.2倍
比較コム        45万   270万    6.0倍
ドリコム         76万   347万    4.6倍

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2006年08月18日

【2497】ネットエイジ当選

20060818.gif市場:マザーズ
事業内容:インターネット関連事業及び投資事業


時価総額:242.8億円 発行済株式:40,462株
PER:71.2倍 類似企業平均PER:55.0倍

公募・売出し株数:3,500株(公募3,500株、売出0株) 調達資金:21.0億円
VC保有売却可株数:3,941株(7社)

懸念材料:
(1)足元でIPO初値上昇力が急激に衰えている
(2)ロックアップのかかってないVC保有株が公募数と同程度ある

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2006年08月01日

日本株7月成績(-11,625円)

7/14に日銀によるゼロ金利政策の解除が実施されましたが、追加利上げは緩やかなペースになると見られ、相場への影響は限定的と思います。

企業業績を巡り、原料価格高騰による業績鈍化懸念と通期業績の上方修正期待から、株価はボックス圏内での推移を続けると予想されます。

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中国株7月損益(139,804円)

7月の香港株式市場は、前半は北朝鮮や中東の地政学リスクへから原油価格の高値更新と米国の不透明な金融政策に振り回されるなどで急落、後半に米利上げ継続観測が後退すると急反発し、H株6,778.1、レッドチップ2,362.0まで回復しました。

8月のFOMCがカギで、中東情勢、原油相場、米株式相場など外部要因に影響されやすい状態が続くものと思われます。

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2006年07月01日

日本株6月成績(+85,925円)

今月は5月以降の株価急落を引きずり、米国の金融政策や景気動向への不透明感から日経平均株価は一時14,000円台前半まで下落しました。

しかし、良好な経済ファンダメンタルズや企業収益の基盤はしっかりしており、足元の株価水準は売られ過ぎと思われます。今後は徐々に下値固めに向かうのではないでしょうか。

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中国株6月損益(146,259円)

今月は3指数とも大幅下落です。米国経済の減速懸念、米金融政策の先行き不透明を背景に、世界同時株安の影響を受け、香港市場も連れ安、H株指数は急落、レッドチップも総じて軟調でした。

中国人民銀行が金融引き締め強化の姿勢を示したことや、利上げ継続観測を背景に米国株式相場が下落したことを受け、売り先行の展開で当面は調整が続きそうです。

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2006年06月03日

日本株5月成績(+98,205円)

5月は、円高進行や原油価格の高止まりなど、株式相場は軟調な展開でした。世界全面株安のなか、企業の業績見通しも慎重姿勢で材料不足、日経平均株価は約2ヵ月ぶりに16,000円を割り込んで推移しています。

経済ファンダメンタルズ自体は依然良好ですが、大勢的にはボックス圏での推移が予想されます。
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中国株5月損益(128,944円)

5月は上旬に高値をつけた後、、ハンセン指数、H株指数、レッドチップ指数とも中旬から急落しました。日本をはじめとするアジアの株式相場が大幅に下げたことや、中国銀行などの大型IPOが相次ぎ、需給悪化懸念で売り優勢の展開です。

米国の利上げ継続観測が後退したことから、香港の金利先高観がやや弱まり、調整が続けば押し目買いのチャンスかも。
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2006年06月02日

【2929】ファーマフーズ当選

20060602.gif市場:マザーズ
事業内容:機能性食品素材の開発および販売
ギャバ、カテキン、α-リポ酸などのバイオベンチャー

時価総額:129.9億円 発行済株式:59,440株
PER:120.3倍 類似企業平均PER:19.7倍
PSR(株価売上高倍率):10倍

公募・売出し株数:12,300株 調達資金:28.3億円
VC保有売却可株数:13,000株(5社) 売却可能株数計:25,300株(42.6%)

懸念材料:
(1)調達資金額が28.3億円と大きい
(2)ロックアップのかかってないVC保有株が公募数と同程度ある
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