2007年04月10日

フィボナッチ61.8%戻し突破

ドル円は、世界同時株安(2/23高値 121.63→3/5安値 115.15)からのフィボナッチ61.8% 戻し119.15をブレイク、期待されたほどの上昇は見られなかったものの、原油価格の下落や週末の雇用統計の内容を好感し、底堅く、堅調となりました。

ただ、足元の景況感が好調なことで利下げが遠のき、長期金利が上昇したことを嫌気する動きもあったようで、方向感に乏しく、足元の景況感の良さに素直に反応しきれないと言った感じです。原油価格の下落で、ドル買いの後押しとなったものの反応は鈍く、週末の米指標やFRBの方針を見極めたいとの動きでしょうか。

2007年03月13日

GBPサポートvsレジスタンス

20070313.gif世界同時株安(2/27高値 237.10→3/5安値 221.23)からの英ポンド円の戻しをフィボナッチ・リトレースメントでみると、
・61.8% 戻し: 231.0068
・50.0% 戻し: 229.14
・38.2% 戻し: 227.2732

昨日に229.64円と半値戻しを達成した後、今日は軟調に推移し38.2% 戻しの227.3円台をサポートラインとできす、それを割り込んで38.2% 戻しがレジスタンスラインとなっています。

227.3円台の攻防が、上に行くのか下に行くのかの新たな展開を探るポイントと思います。

2006年12月06日

114.45のサポートレベル

20061206.gif・水野日銀審議委員の「全ての指標が良くないと利上げできないわけではない」とのタカ派寄りの発言で、日銀利上げが年内に前倒しとなるとの思惑

・ここ最近のドル安に対する懸念から、シカゴIMMの投機筋の円ショートポジションの減少に見られるキャリートレード解消に伴う円買戻しの機運が高まり

が円高を牽引する格好となりましたが、114.45レベル(フィボナッチ50.0% 押し)がサポートされたことから、一先ず小休止となっています。

しかし115.00を回復できず、下落リスクは解消されたわけではありません。114.45レベルは目先のポイントとなっており、下抜けた場合、更なる下落を呼ぶ可能性も高いです。

フィボナッチ(5/17 108.97→10/13 119.91)
38.2% 押し: 115.73
50.0% 押し: 114.44
61.8% 押し: 113.15

2006年11月02日

米雇用統計を控え様子見

20061102.gifフィボナッチ50.0% 押し(116.94)をサポートにポジション調整が続いています。ここ数日米材料での値動きを続けていることから、金曜の米雇用統計などを控え様子見の状態です。

このサポートを割れば、61.8% 押しの116.2台まで円高が進む可能性も念頭に置いておく必要があると思います。雇用統計がよければ118円台回復も視野に入りそうです。

フィボナッチ(8/4 113.97→10/13 119.91)
38.2% 押し: 117.64
50.0% 押し: 116.94
61.8% 押し: 116.24

2006年10月17日

円ショートカバー

・ロシア中銀外貨準備の円比率引き上げ=円買い
・北朝鮮2度目の核実験の可能性のニュース=円売り
でドル円の売り買いが119円を挟んで交錯しています。

長期下降トレンド(2002/2/11高値 135.01→2005/1/14安値 101.77)からの戻しをフィボナッチ・リトレースメントでみると、
・61.8% 戻し: 122.31
・50.0% 戻し: 118.39

118.4円台がサポートラインになっておりこれを抜けると、円ショートカバーのきっかけとなる可能性が高いかも。(IMM投機ポジションは円ショートが2週連続で過去最高を更新)

2006年10月11日

フィボナッチ(長期)

20061011.gif長期下降トレンド(2002/2/11高値 135.01→2005/1/14安値 101.77)からの戻しをフィボナッチ・リトレースメントでみました。
・61.8% 戻し: 122.31
・50.0% 戻し: 118.39
・38.2% 戻し: 114.47

122.3円台がレジスタンス、118.4円台がサポートです。

2006年09月05日

思ったより円買い圧力は強い

20060905.gifフィボナッチ(8/4 113.97→8/31 117.52)

38.2% 押し: 116.16
50.0% 押し: 115.75
61.8% 押し: 115.33

昨夜、38.2%押しの116.15でロングポジションを取りましたが、思ったより円買い圧力は強いです。LDN時間は50.0% 押しの115.7台の攻防となっていましたが、NY時間に入り幾分戻しています。これを割ると61.8% 押し115.3台まで円高が進みそうです。

2006年08月28日

NZドル円の動きと予測

今日はロンドン市場はお休みです。NZドル円はやや軟調ですが、フィボナッチ(2/3 82.03→5/17 68.19)でみると、
61.8% 戻し: 76.74
50.0% 戻し: 75.11
38.2% 戻し: 73.48

となり、チャート的には、38.2%戻しの73.48を上抜けしたものの、74.7台の前回高値圏付近で上げ渋っています。75.11のレジスタンス(50.0%戻し)をクリアーに上抜けできれば、76.74を目指す動きとなりそうですが、逆に失敗すると73.48までの調整が始まりそうです。

76台でのポジションフラットを狙っていますので、まず75台クリアが出来るかどうかに注目しています。

2006年08月14日

NZドル円今週の動きは

20060812.gifフィボナッチ(2/3 82.03→5/17 68.19)
61.8% 戻し: 76.74
50.0% 戻し: 75.11
38.2% 戻し: 73.48

先週は前回7/18の高値、73.49円(フィボナッチ38.2% 戻しでもある)を上抜き、73.82円まで上昇後73.65円で引けました。

朝方の6月小売売上高(前月比-0.4%→+0.1%)が市場予想を上回ったのを受け74.04と74円台突破です。ポジション整理のため、74.60で指値を入れてまっています。

明日07:45の2/4期生産者物価が、75円台突破を目指すのか、それとも反転し73円台へ押し戻されるのか、のポイントとなりそうです。

2006年08月02日

フィボナッチ相場予測

20060802.gif当面の節目のフィボナッチ(5/17 108.96→7/19 117.88)38.2%押し114.5円で下げ止まったあと114.50円を挟んでの攻防です。50%押し113.4円は重要な下限ですが、割り込むと112.4円まで加速する可能性があります。

20060802-2.gif昨日のドル円は114.48円を底値に、米指標の好結果を受け115.39円まで上昇、114.58円で終了しました。当面の上値フィボナッチ(7/19 117.88→7/31 114.17)38.2%戻し115.6円の壁を越えられず、これを越すと50% 戻し116.0円、そして116.5円が上限です。

2006年07月19日

フィボナッチ計算機

あなたのブログにフィボナッチ計算機を設置しませんか?簡単なHTMLソースを貼るだけで設置することができます。HTMLソースはこちらです。ご自由にお使いください。

相場は前の動きに対し、ある一定の比率で押し(戻し)の動きを示すことはよく知られています。その相場の押しや戻りの目標価格を推測する手法として、フィボナッチ・リトレースメントが使われます。
フィボナッチ・リトレースメントでよく用いられる数値は、61.8%、50%、38.2%で、日本の半値押し、1/3押し、2/3押しとよく似ています。

2006年07月17日

再び米金融政策に

20060717.gif今週はCPIやPPIといった物価関連の指標が特に注目です。円買い材料の出つくしから、円はやや弱含む(円安ドル高)との見方が多い。

テクニカル的には、昨年末の高値(12/5 121.38)と年初来安値(5/17 108.96)のフィボナッチ61.8%戻しの壁116.64を超えられるかが焦点です。上値を失敗すると逆に38.2%戻しの113.73円を試す動きも視野に。これらを抜け出すまでは大きな為替変動は期待できないかも知れません。

7/19 21:30(米)消費者物価指数(予想:コア+0.2%)
7/19-20 バーナンキ議長の議会証言(追加利上げの示唆?)
7/21 03:00(米)FOMC議事録

本日07:45発表の (NZ) 消費者物価(予想+1.2%→+1.5%)でした。
今日の東京市場は海の日で休場です。

2006年07月03日

指値変更

日銀短観は小幅改善(DIは予想どおり21)、7月利上げ観測が強まるか?来週の日銀金融政策決定会合まで目が離せません。

20060703.gif先週はドルが上げ渋っているところに利上げ観測が後退して一挙にドルが売られました。株もそうですが為替も「下げるときは早い!」。おじさんは、114.00から節目の113.75に指値を変更し待機しています。

今週は6日20:00金利発表(英・ユーロ)や7日21:30(米)雇用統計があります。日本・ユーロには今後の利上げ期待があるのに対して、米国には利上げ打ち止め観測が離れません。短期的にはドル安、昨年のような一本調子の上昇相場とはなりにくいかも知れません。

2006年06月30日

113.7の攻防ライン

20060630.gifドル円は、今日の国内CPIが市場予想を上回る結果となったことや、来週の日銀短観の思惑から7月ゼロ金利解除が再び浮上、もう一段の下値を試す展開も考えられます。

フィボナッチ38.2%押し(5/17 108.96→6/23 116.57)の113.7(=フィボナッチ38.2%戻し(12/5 121.38→5/17 108.96)でもある)が攻防ラインでしょうか。
おじさんは114.00に指値を入れて待ってます。

NZドルは、昨晩からのドル売りの流れを受け、ドル軟調な展開からNZドル円は堅調に推移しています。

2006年06月12日

チャートを見ると

20060612.gif先週末に直近最高値(4/11 118.87)直近安値(5/17 108.96)の半値戻しをクリアし、現在は114円台前半でもみ合っています。チャートで見るとボリンジャーバンドは+2σに触れる感じで、MACDもプラス圏で上昇中です。

6/13、6/14 21:30の(米) 5月卸売物価指数(予測コア+0.2%)、5月消費者物価指数(予測コア+0.2%)が注目材料で、指標がよければ、ボリンジャー+2σ114.70からフィボナッチ61.8%戻し115.09の間を上下、悪ければ、114円台を挟んだ展開になるのではと思われます。

2006年06月08日

見方と逆に動く

20060608.gif112.72(38.2%)のレジスタンスを一気に抜け、113.91(50.0%)を目指す展開になってきました。これを抜ければ次の目標は115.09(61.8%)。114.88のポジションを持つおじさんには嬉しいことです。

相場の先行きは本当に判りません。「今週はやや円高・ドル安が進みそう」と見てたのですが、予想に反し円安・ドル高です。自分の見方と逆に動くことがあるので売り買いは慎重にです。

2006年06月05日

ゴトウ日なのに今朝は静か

20060605.gifフィボナッチ・リトレースメント
上段:下降トレンドの戻し;直近最高値(4/11 118.87)直近安値(5/17 108.96)
下段:上昇トレンドの押し;直近安値(5/17 108.96)直近高値(5/22 112.93)
でみると、111.4円台がサポート、112.8円台がレジスタンスです。
今週はやや円高・ドル安が進みそう。

今週の重要経済指標&イベント
6/8 20:00 (英) BOE政策金利発表
6/8 20:45(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表
6/9 21:30 (米) 4月貿易収支 予想 -650億ドル
6/9-10 G8財務相会合

2006年05月31日

はらみは放れた方に付け

20060531.gif5/17安値108.96円〜5/22高値112.93円までの上昇トレンドの押しをフィボナッチ・リトレースメントでみると
・38.2%押し111.42円
・50.0%押し110.95円
・61.8%押し110.48円

5/23に111.00円(50.0%押し)に下支えされ、翌24日には再度上値を試しに行ったものの押し戻され、翌々25日は111.50円(38.2%押し)が下値抵抗線になり、今日まで111.50-113.00のレンジ相場になってることがわかります。

当面は、111.50の下支えで113.00を超えられるかが焦点になりますが、この状況が続くと、次の50.0%押し111.00円さらには61.8%押し110.50の可能性も視野にいれておく必要があります。これまで割ってしまうと、109.00の底値まで戻される展開もあり得えます。

2日連続のはらみ足「はらみは放れた方に付け」ですが、はたしてどっちに振れるのでしょうか。