2007年09月03日

市場混乱後の景況感注視

先週はバーナンキFRB議長が利下げを否定しなかったことや、ブッシュ大統領もサブプライム問題の改善策を示すなどFRBに続き政府も積極的にサブプライム問題の解決に取り組む姿勢を見せたことで、米国株は大幅高となりました。

個人消費支出(PCE)で物価指標もインフレ懸念を想起させるものでもなく、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)やミシガン大消費者態度指数確報値も予想を上回り、景況感にもサブプライム問題の影響が少ないとして、円売りに安心感が広がり、ドル円は一時116円台を回復しましたが、その後は戻り売り意欲が強まって伸び悩む展開が続いています。

今週は6日にECBが政策決定会合を開きます。利上げか見送りか、市場の見方は交錯していますが、今後の日銀の利上げ判断にも影響するとみられていて、決定内容やその後の総裁会見を受けて相場が振れる可能性もあり注目です。

また、市場が混乱した後の景況感が表れる、4日の8月ISM製造業景況指数、5日の地区連銀経済報告(ベージュブック)、7日の8月雇用統計などの米重要指標にも注目です。結果が悪化してればドル売りに拍車がかかるかも知れません。

2007年07月23日

今週の重要指標・注目材料

今週の最大の注目は27日の米第2四半期GDP・速報値です。GDPの中でも特に速報値は、予想がずれた場合大きく振れることがあるので要注意です。また、25日の中古住宅販売や26日の新築住宅販売など米住宅関連指標の発表も相次ぎます。サブプライム問題への不安がくすぶっていて、住宅市場の悪化が確認されればドル売りが膨らむ可能性があります。

ユーロ圏では、最重要指標である独IFO景況指数に注目です。先週の独ZEW景況感指数の結果の悪さに市場が大きく反応しただけに注目度は高いです。

国内では、27日に全国消費者物価指数(CPI)が発表されます。前年同月比で4カ月連続下落している中、マイナス圏から脱すれば利上げ観測がさらに強まり、円が買われる可能性もあります。

【重要指標】
・7/25(水)23:00(米)6月中古住宅販売件数
・7/25(水)27:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・7/26(木)17:00(独)7月IFO景況指数
・7/26(木)21:30(米)6月耐久財受注
・7/26(木)23:00(米)6月新築住宅販売件数
・7/27(金)08:30(日)6月全国消費者物価指数(CPI)
・7/27(金)21:30(米)第2四半期GDP・速報値/個人消費・速報値

【政策金利】
・7/26(木)06:00(NZ)RBNZ政策金利(据え置き)

【要人発言】
・なし

2007年07月16日

今週の重要指標・注目材料

今週は、18日発表の6月の米住宅着工件数が大きな関心を集めそうです。サブプライムローン問題が「米経済全体に与える影響は限定的」との見方はありますが、米住宅市場に対する警戒感は強く、市場予想を下回れば米景気に悲観的な見方が広がり、ドル売りが膨らむ可能性があります。

また、18、19日に予定されるバーナンキFRB議長の議会証言や、18日発表の米消費者物価指数(CPI)も注目です。今後の金融政策の動向やサブプライムローン問題への言及があれば為替相場を大きく動かすかもしれません。

ユーロ圏では、最重要指標であるドイツのZEW景況感調査の発表が予定されています。英6月消費者物価指数(CPI)、BOE議事録、6月小売売上高指数などが相次ぎます。

国内では、今週は重要な経済指標の発表はなく、引き続き米市場に反応しやすい地合いとなりそうです。ここしばらく、指標にあまり反応せず、米株式市場や債券市場、長期金利の動向などに影響されやすい相場が続いています。

【重要指標】
・7/17(火)17:30(英)6月消費者物価指数(CPI)
・7/17(火)18:00(独)7月ZEW景況感調査
・7/17(火)21:30(米)6月生産者物価指数(PPI)
・7/17(火)22:00(米)5月対米証券投資
・7/18(水)08:50(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(6月14・15日分)
・7/18(水)17:30(英)BOE議事録
・7/18(水)21:30(米)6月消費者物価指数(CPI)
・7/18(水)21:30(米)6月住宅着工件数
・7/19(木)17:30(英)6月小売売上高指数
・7/19(木)27:00(米)FOMC議事録(6月28日)
・7/20(金)17:30(英)第2四半期GDP・速報値

【政策金利】
・なし

【要人発言】
・7/18(水)(米)バーナンキFRB議長議会証言(下院)
・7/19(木)(米)バーナンキFRB議長議会証言(上院)

2007年07月09日

今週の重要指標・注目材料

今週は週末に米注目指標が集中します。米長期金利が上昇し、日米金利差を背景にしたドル買いが進みやすくなっている上に、先週末の6月米雇用統計が堅調だったことを受け、米景気拡大の観測が広がっています。ただ、このところ、指標にはあまり反応せず、株式・債券市場、長期金利に影響されやすい相場が続いているので、これら指標にどう反応するか注目です。

国内では、11、12日の日銀政策決定会合に注目です。「追加利上げは8月という見方が大勢」といわれますが、12日に予定されている福井日銀総裁の会見で、前回会見から一転して強気になれば、利上げペース加速への思惑から円買いが進む場合もあります。

【重要指標】
・7/09(月)08:50(日)5月機械受注
・7/09(月)17:30(英)6月生産者物価指数
・7/11(水)08:50(日)6月企業物価指数
・7/12(木)17:00(欧)ECB月例報告
・7/12(木)21:15(米)5月貿易収支
・7/13(金)07:45(NZ)5月小売売上高指数
・7/13(金)21:30(米)6月小売売上高
・7/13(金)23:00(米)7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

【政策金利】
・7/10(火)20:00(加)BOC政策金利(利上げ)
・7/12(木)12:00(日)日銀政策金利(据え置き)

【要人発言】
・7/12(木)(日)福井日銀総裁記者会見

2007年07月01日

今週の重要指標・注目材料

今週は、日銀短観や米雇用統計など両国の景気を占う主要な経済指標の発表や、ECBなどの政策金利発表が相次ぎます。

米国では、6日に雇用統計が発表されます。5月の統計は、雇用者の増加数が市場予想を上回りましたが、増加基調に歯止めがかかるような内容であれば、米経済への先行き不透明感から円高・ドル安傾向になる場合もあります。

また、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表する6月の製造業、非製造業の景気指数も今後の米景況感を判断するうえで注目されています。

欧州圏では、ECBの次回利上げ時期を見極めるため、ECB政策金利発表後のトリシェ総裁記者会見に注目です。

国内では、2日発表の日銀短観は、大企業製造業の業況感が3月の前回調査とほぼ同じ水準になる見通し。日銀の8月の利上げ観測が根強いなか、予想を大きく割り込む結果になれば、利上げが遅れるとの見方から円売りが進む可能性があります。

【重要指標】
・7/2(月)08:50(日)日銀短観
・7/2(月)23:00(米)6月ISM製造業景況指数
・7/3(火)10:30(豪)5月小売売上高
・7/5(木)21:15(米)6月ADP全国雇用者数
・7/5(木)23:00(米)6月ISM非製造業景況指数
・7/6(金)17:30(英)5月鉱工業生産
・7/6(金)21:30(米)雇用統計(非農業部門雇用者数/失業率/他)

【政策金利】
・7/4(水)08:30(豪)RBA政策金利(据え置き)
・7/5(木)20:00(英)BOE政策金利(利上げ)
・7/5(木)20:45(欧)ECB政策金利(据え置き)

【要人発言】
・7/5(木)(欧)トリシェECB総裁記者会見

2007年06月25日

今週の重要指標・注目材料

今週の焦点は、27-28日のFOMC政策金利発表とFOMC声明です。また、米5月中古住宅販売や新築住宅販売など住宅関連の指標にも関心が集まります。金利上昇で住宅市場などへの悪影響を警戒する声も上がっていて、住宅市況の回復が確認できれば、円売り・ドル買い圧力につながることも考えられます。

国内では、29日の5月CPIに注目です。市場では8月の利上げ観測が高まっていますが、4月まで3カ月連続で前年同月比マイナスで、5月の上昇率が市場の予想よりも高めとなれば、日銀による早期利上げ観測が強まって円が一時的に買われる可能性もあります。

【重要指標】
・6/25(月)23:00(米)5月中古住宅販売件数
・6/26(火)23:00(米)5月新築住宅販売件数
・6/26(火)23:00(米)6月消費者信頼感指数
・6/27(水)21:30(米)5月耐久財受注
・6/28(木)08:50(日)5月鉱工業生産・速報
・6/28(木)27:15(米)第1四半期GDP・確報値/第1四半期個人消費・確報値
・6/29(金)08:50(日)5月全国消費者物価指数(CPI)
・6/29(金)21:30(米)5月PCEコア・デフレーター
・6/29(金)22:45(米)6月シカゴ購買部協会景気指数
・6/29(金)23:00(米)6月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値

【政策金利】
・6/28(木)21:30(米)FOMC政策金利(据え置き)

【要人発言】
・なし

2007年06月18日

今週の重要指標・注目材料

今週は、19日の5月米住宅着工件数などの住宅関連指標に注目が集まります。それ以外に大きな経済指標がなく、住宅市況の回復が確認できれば、円売り・ドル買い圧力につながることも考えられます。ユーロ圏では、最重要指標であるドイツのZEWとIFOの発表が予定されています。

国内の注目材料は、日銀短観やGDP統計の基礎資料ともなる20日の4―6月期法人企業景気予測調査で、企業の強気心理が確認できれば買い手掛かりになります。また、20日の武藤副総裁講演で、利上げへの意欲を示せば、円が一時的に買い戻される可能性もあります。

【重要指標】
・6/19(火)18:00(独)6月ZEW景況感調査
・6/19(火)21:30(米)5月住宅着工件数/5月建設許可件数
・6/20(水)08:50(日)4―6月期法人企業景気予測調査
・6/20(水)08:50(日)日銀金融政策決定会合議事要旨
・6/20(水)17:30(英)BOE議事録
・6/21(木)25:00(米)6月フィラデルフィア連銀景況指数
・6/22(金)17:00(独)6月IFO景況指数

【政策金利】
・なし

【要人発言】
・6/20(水)(日)武藤副総裁講演
・6/20(水)(米)ポールソン財務長官議会証言

2007年05月28日

今週の重要指標・注目材料

月曜日は、ロンドン、NY市場をはじめドイツ、スイスも祝日のため休場です。
今週の最大の焦点は、週末の5月米雇用統計です。前回4月は市場予想をやや下回る雇用増にとどまりましたが、雇用環境の改善がはっきりすれば米景気が軟着陸できるとの見方が強まり、円売り・ドル買いに弾みがつく可能性があります。

一方、米国株や中国株の下落を懸念する見方も増えており、海外株相場の動向次第ではリスク回避の動きが強まり、リスク資産圧縮の動きで円キャリー巻戻しが活発化する場面も予想されます。

国内の注目材料は、30日の4月鉱工業生産指数です。このところCPI、機械受注など弱めの経済指標が続いていて、景気減速を指摘する声が出ています。また、福井総裁ら日銀幹部の講演にも注目が集まります。

【重要指標】
・5/29(火)08:30(日)4月失業率
・5/29(火)23:00(米)5月消費者信頼感指数
・5/30(水)07:45(NZ)4月住宅建設許可
・5/30(水)08:50(日)4月鉱工業生産・速報
・5/30(水)10:30(豪)4月小売売上高
・5/30(水)21:15(米)5月ADP全国雇用者数
・5/30(水)27:00(米)FOMC議事録(5月9日)

・5/31(木)10:30(豪)4月貿易収支
・5/31(木)15:00(ス)第1四半期GDP
・5/31(木)16:55(独)5月失業率
・5/31(木)18:00(欧)5月消費者物価指数(CPI)・速報
・5/31(木)21:30(米)第1四半期GDP・改定値
・5/31(木)21:30(加)第1四半期GDP
・5/31(木)22:45(米)5月シカゴ購買部協会景気指数

・6/01(金)14:45(ス)5月消費者物価指数(CPI)
・6/01(金)18:00(欧)第1四半期GDP・改定値/4月失業率
・6/01(金)21:30(米)5月雇用統計(非農業部門雇用者数/失業率)
・6/01(金)23:00(米)5月ISM製造業景況指数
・6/01(金)23:00(米)4月個人消費/PCEコア・デフレーター

【政策金利】
・5/29(火)22:00(加)BOC政策金利

【要人発言】
・5/30(水)(日)福井日銀総裁講演
・5/31(木)(日)村審日銀審議委員講演
・6/01(金)(日)水野日銀審議委員講演

2007年05月20日

今週の重要指標・注目材料

今週は、先週末G8での「ヘッジファンド監視強化」の影響で、週明けの為替市場オープンの後の動きや上海株式市場の反応、および22−23日にワシントンで開かれる米中戦略経済対話の前後の人民元に関する要人発言などで円相場が振れやすくなる可能性があり注意が必要です。

週後半には、米耐久財受注、住宅関連指標が発表され、米景気先行きに対する悲観的な見方がやや薄れているなかで注目を集めそうです。

ユーロ圏では、ユーロ経済の3分の1を占めるドイツ経済のZEW景況感調査、IFO景況指数に注目です。また、23日にはBOE議事録も発表されます。

国内では、25日に発表される4月CPIが注目材料です。3月まで2カ月連続でマイナスで、市場予想は前年比横ばいか小幅なマイナスが中心ですが、3月の機械受注など最近発表された経済指標が市場の予想を下回るケースが目立っており、市場の注目度が高まっています。

【重要指標】
・5/22(火)14:00(日)金融政策決定会合議事要旨(4月9・10日分)
・5/22(火)18:00(独)5月ZEW景況感調査
・5/23(水)17:30(英)BOE議事録
・5/24(木)15:00(独)第1四半期GDP・確報
・5/24(木)17:00(独)5月IFO景況指数
・5/24(木)21:30(米)4月耐久財受注
・5/24(木)23:00(米)4月新築住宅販売件数
・5/25(金)08:30(日)4月全国消費者物価指数(CPI)
・5/25(金)17:30(英)第1四半期GDP・改定値
・5/25(金)23:00(米)4月中古住宅販売件数

【政策金利】
 なし

【要人発言】
・第2回米中戦略的経済対話(22−24日、ワシントン)

2007年05月13日

今週の重要指標・注目材料

今週は日米欧で主要な経済指標の発表が相次ぎます。15日の米4月CPIや16日の米鉱工業生産などが強ければ、円売り・ドル買いが優勢になりそうです。

国内では17日に1―3月期のGDP速報、予想は前期比年率2.6%ですが、これを上回るようなら、国内景気に強気な見方が台頭して円買いが進む可能性があります。

16、17日には日銀金融政策決定会合があり、今後の金融政策について福井総裁がどのような見解を示すかが注目されます。また、週末にG8財務相会合を控え、内外の要人発言も注視する必要があります。

【重要指標】
・5/14(月)07:45(NZ)3月小売売上高指数
・5/14(月)17:30(英)4月生産者物価指数(PPI)
・5/15(火)08:50(日)3月機械受注
・5/15(火)17:30(英)4月消費者物価指数(CPI)
・5/15(火)21:30(米)4月消費者物価指数(CPI)
・5/15(火)22:00(米)3月対米証券投資

・5/16(水)07:45(NZ)第1四半期生産者物価指数(PPI)
・5/16(水)17:30(英)4月失業率
・5/16(水)21:30(米)4月住宅着工件数
・5/16(水)22:15(米)4月鉱工業生産
・5/17(木)08:50(日)第1四半期GDP・一次速報
・5/18(金)17:30(英)4月小売売上高指数

【政策金利】
・5/17(木)12:00(日)日銀政策金利(据え置き)

【要人発言】
・5/17(木)15:00(日)4月日銀金融経済月報・基本的見解
・5/17(木)15:30(日)福井日銀総裁記者会見(金融政策発表後)
・5/18(金)G8財務相会合(18・19日、ドイツ・ポツダム)

2007年05月06日

今週の重要指標・注目材料

今週は米・ユーロ・英で金融政策の発表があります。焦点は9日のFOMCで、金利据え置きと思いますが、声明文で住宅問題を含めた米国の経済状況について、どのような見解を示すかが注目されます。一方、BOEは利上げがほぼ確実視されていますが、ECBは据え置きが濃厚でトリシェ総裁の記者会見に注目です。

米指標では、ポールソン米財務長官の人民元改革に向けた最近の発言や、対中経済制裁法案可決の公算、22−24日の米中戦略経済対話(ワシントン)を控え10日の米貿易収支に注意が必要です。さらに、週末11日の生産者物価指数、小売売上高といった重要指標にも注目が集まります。結果によっては相場が大きく動く可能性もあり得ます。

【重要指標】
・5/07(月)14:00(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(3/19-20)
・5/10(木)17:30(英)3月鉱工業生産
・5/10(木)21:30(米)3月貿易収支
・5/11(金)21:30(米)4月生産者物価指数(PPI)
・5/11(金)21:30(米)4月小売売上高

【政策金利】
・5/09(水)27:15(米)FOMC政策金利(5.25%据置き)
・5/10(木)20:00(英)BOE政策金利(5.50%に引上げ)
・5/10(木)20:45(欧)ECB政策金利(3.75%据置き)

【要人発言】
・5/10(木)(欧)トリシェECB総裁記者会見(金融政策発表後)

2007年04月29日

今週の重要指標・注目材料

今週は、ゴールデンウィーク入りで取引が薄商いになるだけに、相場が急変するリスクには注意が必要です。

米国では、景気の先行きを占う上で重要な経済指標の発表が相次ぎます。最大の注目材料は4日発表の4月の米雇用統計です。結果次第では来週5/9のFOMCを控え、相場が大きく動くかもしれません。

前回は非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回るも、鉱工業生産が鈍るなど企業部門の減速懸念が広がりました。今回、個人消費の改善につながるような内容になれば、市場で強まる米景気の先行き不透明感が和らぎます。

ほかにも3月の個人消費支出、4月ISM製造業景況指数、1−3月の労働生産性などの米経済指標が公表予定で、これらの指標にも円相場は神経質になりそうです。

【重要指標】
・4/30(月)21:30(米)3月個人消費支出
・4/30(月)21:30(米)3月PCEコア・デフレーター
・ 5/1(火)23:00(米)4月ISM製造業景況指数
・ 5/2(水)21:15(米)4月ADP全国雇用者数
・ 5/3(木)21:30(米)1−3月非農業部門労働生産性
・ 5/3(木)23:00(米)4月ISM非製造業景況指数
・ 5/4(金)21:30(米)4月雇用統計(非農業部門雇用者数/失業率)

【政策金利】
・5/2(水)08:30(豪)RBA政策金利(半々から据置き濃厚)

2007年04月22日

今週の重要指標・注目材料

今週の最大の注目材料は週末の米GDP速報値で、先行き不透明感が根強い米景気の動向を見る上で注目です。

週前半には、今後の米金融政策を占う耐久財受注や住宅指標などの指標の発表が相次ぎます。なかでもFOMC(5/9開催)のたたき台となるベージュブックは要注意です。

欧州では、ユーロ圏の景況を見る上で重要な独IFO景気動向と5月追加利上げが視野に入ってきた英・第1四半期GDP速報値が発表されます。

国内では、27日の3月の鉱工業生産指数や全国消費者物価指数のほか、日銀が金融政策決定会合後に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート;4月と10月の年2回公表)」に注目です。展望リポートでは1―2年先までの景気・物価見通しが公表され、今後の金融政策を占う上で重要な材料になります。

また、福井日銀総裁が会合後の記者会見で、市場に広がる早期利上げ観測に対してどう答えるか関心が高いです。

【重要指標】
・4/24(火)23:00(米)3月中古住宅販売件数
・4/25(水)17:00(独)4月IFO景況指数
・4/25(水)17:30(英)第1四半期GDP・速報値
・4/25(水)21:30(米)3月耐久財受注
・4/25(水)23:00(米)3月新築住宅販売件数
・4/25(水)27:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)

・4/27(金)08:30(日)3月全国消費者物価指数(CPI)
・4/27(金)08:50(日)3月鉱工業生産・速報
・4/27(金)15:00(日)日銀経済・物価情勢の展望(展望リポート)
・4/27(金)21:30(米)第1四半期GDP・速報値

【政策金利】
・4/24(火)22:00(加)BOC政策金利(据置き)
・4/26(木)06:00(NZ)RBNZ政策金利(据置き)
・4/27(金)15:00(日)日銀政策金利(据置き)

【要人発言】
・4/25(水)(米)バーナンキFRB議長講演
・4/27(金)(日)福井日銀総裁記者会見

2007年04月15日

今週の重要指標・注目材料

今週は、米欧の重要な経済指標の発表が相次ぐ17日(火)がポイントになりそうです。米国では3月の鉱工業生産や消費者物価指数(CPI)、住宅着工件数などインフレや景気に関連する指標が発表されます。

欧州ではドイツのZEW景況感調査や英国の物価指数も発表され、BOE議事録の公表もあります。このところ主要通貨の中でユーロの堅調地合いが鮮明になっていて、指標を受けてユーロが大きく変動するようなら、円相場のかく乱要因になる可能性もあります。

【重要指標】
・4/16(月)17:30(英)3月生産者物価指数(PPI)
・4/16(月)18:00(欧)3月消費者物価指数(CPI)
・4/16(月)21:30(米)3月小売売上高
・4/16(月)22:00(米)2月対米証券投資

・4/17(火)17:30(英)3月消費者物価指数(CPI)
・4/17(火)18:00(独)4月ZEW景況感調査
・4/17(火)21:30(米)3月消費者物価指数(CPI)
・4/17(火)21:30(米)3月住宅着工件数/3月建設許可件数
・4/17(火)22:15(米)3月鉱工業生産
・4/18(水)17:30(英)BOE議事録
・4/19(木)25:00(米)4月フィラデルフィア連銀景況指数

【政策金利】
・なし

【要人発言】
・なし

2007年04月08日

今週の重要指標・注目材料

今週月曜日はほとんどの市場がイースター休暇で休場ですが、先週末の3月雇用統計の影響から始まりそうです。

13日にワシントンで7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開かれます。このところユーロが上昇基調にあるため、G7前に欧州の通貨当局者などからユーロ高けん制発言があれば、円が一時的に上昇する可能性もあります。

政策金利発表後に行われるトリシェ総裁の文言の変化に注目です。また、11日に公表されるFOMCの議事録にも注目です。

国内では、9、10日の日銀金融政策決定会合です。金利は据え置きが予想され、10日に記者会見する福井俊彦総裁が、先行き不透明感がくすぶる米国経済や物価の見通しなどについてどのような見解を示すかが注目です。

11日には2月機械受注が公表されます。前月比で小幅マイナスの予想が多いものの「景気の底堅さを確認できるのではないか」との指摘もあり、注目度が高いです。

【重要指標】
・4/10(火)(日)日銀金融政策決定会合(9日〜発表)
・4/10(火)15:00(日)3月金融経済月報・基本的見解
・4/11(水)08:50(日)2月機械受注
・4/11(水)27:00(米)FOMC議事録(3月20-21日)
・4/12(木)17:30(英)2月商品貿易収支

・4/13(金)7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
・4/13(金)21:30(米)3月生産者物価指数(PPI)
・4/13(金)21:30(米)2月貿易収支
・4/13(金)23:00(米)4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

【政策金利】
・4/10(火)12:00(日)日銀政策金利(据え置き)
・4/12(木)20:45(欧)ECB政策金利

【要人発言】
・4/10(火)福井日銀総裁記者会見(金融政策発表後)
・4/11(水)バーンナンキFRB議長講演
・4/12(木)トリシェECB総裁記者会見(金融政策発表後)

2007年04月01日

今週の重要指標・注目材料

今週の最大の焦点は6日の米雇用統計です。前回は米景気の不透明感が高まっていた中、市場予想の範囲内に収まったことでドルが買われました。今回はイースター(復活祭)休日と重なり、日本・米国を除く世界のほとんどの市場が休場で取引参加者が減るため、統計の内容が相場に大きく作用する可能性もありそうです。

国内では、2日の日銀短観です。大企業・製造業の業況判断指数は前回より若干下がるとの予想で、もし、企業の強気を確認できれば好感される場面もあります。

また、イラン問題など地政学的リスクの高まりで再び原油相場が上昇しつつあり、海外動向にも神経を配る場面が続きそうです。

【重要指標】
・4/2(月)08:50(日)3月日銀短観
・4/2(月)10:30(豪)2月小売売上高
・4/2(月)23:30(米)3月ISM製造業景況指数
・4/3(火)10:30(豪)2月貿易収支
・4/3(火)18:00(欧)2月生産者物価指数(PPI)
・4/4(水)21:15(米)3月ADP全国雇用者数
・4/4(水)23:00(米)3月ISM非製造業景況指数
・4/5(木)17:30(英)2月鉱工業生産
・4/6(金)21:30(米)3月雇用統計

【政策金利】
・4/4(水)08:30(豪)RBA政策金利
・4/5(木)20:00(英)BOE政策金利

2007年03月25日

今週の重要指標・注目材料

今週は、個人消費を支える住宅指標の新築住宅販売件数、設備投資の先行指標である耐久財受注、第4四半期GDP、個人消費支出と、米景気の見通しを見る上で重要な指標発表が控えています。米景気減速やFOMCをきっかけに台頭した利下げ観測を見極める週になりそうです。

また、28日にバーナンキFRB議長が米経済の見通しについて議会証言する予定で、米経済先行き不透明感が徐々に薄れつつあるものの、なお慎重な見方も残っていて、早期利下げを推し量る言及があるのかないのか注目です。

国内では2月の鉱工業生産速報、全国消費者物価指数などが公表されます。結果次第では4/2発表の3月日銀短観に影響を与え、利上げ観測が台頭してくるかもしれません。

【重要指標】
・3/26(月)13:00(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(2月20・21日分)
・3/26(月)23:00(米)2月新築住宅販売件数 98.5万件(前回 93.7万件)
・3/27(火)17:00(独)3月IFO景況指数 106.5(前回 107.0)
・3/28(水)21:30(米)2月耐久財受注[前月比:除輸送用機器] +1.5%(前回 -3.1%)
・3/29(木)21:30(米)第4四半期GDP・確報値[前期比年率] +2.2%(前回 +2.2%)
・3/30(金)08:30(日)2月全国消費者物価指数[前月比:除生鮮] -0.1%(前回 +0.1%)
・3/30(金)08:50(日)2月鉱工業生産・速報[前月比] -0.9%(前回 -1.7%)
・3/30(金)21:30(米)2月PCEコア・デフレーター[前月比] +0.2%(前回 +0.3%)
・3/30(金)21:30(米)2月個人所得[前月比] +0.3%(前回 +1.0%)
・3/30(金)22:45(米)3月シカゴ購買部協会景気指数 49.5(前回 47.9)

【要人発言】
・3/28(水)22:30(米)バーナンキFRB議長議会証言

2007年03月18日

今週の重要指標・注目材料

今週は米国では高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題がくすぶっていて、2月の新規住宅着工件数など、相次いで発表される住宅関連の指標が最大の注目材料です。20、21日のFOMCで、住宅問題を含めた米国の経済状況について、声明でどのような見解を示すかが注目されます。

また、英国ではCPIなどの重要指標や21日のBOE議事録などが発表され、英ポンドの動きにも注意です。

国内では19、20両日に日銀が開く金融政策決定会合が焦点です。政策金利は据え置きの公算ですが、福井総裁が会合後の会見で米住宅市場をはじめ米景気の先行きに不透明感をにじませると一時的に円高に振れる可能性もあります。

【重要指標】
・3/19(月)(日)日銀金融政策決定会合(〜20日)
・3/20(火)15:00(日)3月金融経済月報・基本的見解
・3/20(火)18:30(英)2月消費者物価指数[前月比] +0.4%(前回 -0.8%)
・3/20(火)21:30(米)2月住宅着工件数 144.0万件(前回 140.8万件)
・3/20(火)21:30(米)2月建設許可件数 155.1万件(前回 156.8万件)
・3/21(水)18:30(英)BOE議事録(3月7−8日分)
・3/22(木)18:30(英)2月小売売上高指数[前月比] +0.5%(前回 -1.8%)
・3/23(金)23:00(米)2月中古住宅販売件数 635万件(前回 646万件)

【政策金利】
・3/20(火)12:00(日)BOJ政策金利(据え置き)
・3/21(水)27:15(米)FOMC政策金利(据え置き)

【要人発言】
・3/20(火)15:00(日)福井日銀総裁記者会見

2007年03月12日

今週の重要指標・注目材料

今週から米国にサーマータイムが導入されます。米指標の発表時間が1時間早まってますので注意です。

今週は13日に小売売上高、16日に消費者物価指数(CPI)が発表されるなど、米経済指標が相次ぎます。各国PPIやCPIなどのインフレ指標も焦点で、米国の景気や金融政策の先行きを占う上で関心が集まっています。再び円キャリーが始まったとも言われるドル円、クロス円の動向に注目です。

国内では12日に2006年10―12月期のGDP改定値が発表されます。予想は前期比年率換算で5.2%増。速報値の4.8%増を上回る見通しです。ただ、市場の関心は米景気や円相場に集まっており、上方修正の幅がよほど大きくない限り、あまり影響を与えることはなさそうです。

【重要指標】
・3/12(月)08:50(日)第4四半期GDP・二次速報[前期比年率] +5.2%(前回 +4.8%)
・3/12(月)18:30(英)2月生産者物価指数(PPI)[コア:前月比] +0.2%(前回 +0.7%)
・3/13(火)19:00(独)3月ZEW景況感調査 3.1(前回 2.9)
・3/13(火)21:30(米)2月小売売上高[前月比] +0.3%(前回 ±0.0%)
・3/14(水)08:50(日)1月鉱工業生産・確報[前月比] -1.5%(前回 -1.5%)

・3/15(木)19:00(欧)2月消費者物価指数(CPI)[コア:前年比] +1.8%(前回 +1.7%)
・3/15(木)21:30(米)2月生産者物価指数(PPI)[コア:前月比] +0.2%(前回 +0.2%)
・3/15(木)22:00(米)1月対証券投資 +450億USD(前回 +156億USD)
・3/15(木)25:00(米)3月フィラデルフィア連銀景況指数 4.0(前回 0.6)
・3/16(金)21:30(米)2月消費者物価指数(CPI)[コア:前月比] +0.2%(前回 +0.3%)
・3/16(金)22:15(米)2月鉱工業生産[前月比] +0.3%(前回 -0.5%)

【政策金利】
・3/15(木)21:00(ス)SNB政策金利

2007年03月04日

今週の重要指標・注目材料

今週の注目材料は、各国の政策金利発表とポールソン財務長官の訪日・訪中、そして7日発表の米地区連銀経済報告(ベージュブック)と9日の米雇用統計です。米国の金融政策の動向が注目される中、次期FOMCの議論の叩き台となるベージュブックには注意が必要です。

カナダ、豪州、NZ、英国、ユーロ圏で政策金利の発表が予定されています。NZとユーロ圏が利上げ予定、その他は据え置きがコンセンサスです。

国内では5日のポールソン米財務長官と尾身幸次財務相とが会談します。市場動向や米経済などにどのような見解を示すかに注目が集まっています。上海では金融政策についての講演を行う予定で、中国に端を発した株式市場の下落や人民元がらみでも注目されます。

【重要指標】
・3/5(月)24:00(米)2月ISM非製造業景況指数 57.3(前回 59.0)
・3/6(火)24:00(米)1月製造業受注指数[前月比] -4.0%(前回 +2.4%)
・3/7(水)14:00(日)1月景気動向調査・速報[一致指数] 55.6%(前回 75.0%)
・3/7(水)22:15(米)2月ADP全国雇用者数 (前回 +12.6万人)
・3/7(水)28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・3/8(木)22:30(米)新規失業保険申請件数 33.3万件(前回 33.8万件)
・3/9(金)08:50(日)1月機械受注[前月比] +1.3%(前回 -0.7%)
・3/9(金)22:30(米)2月非農業部門雇用者数 +10.0万人(前回 +11.1万人)
・3/9(金)22:30(米)1月貿易収支 -600億USD(前回 -612億USD)

【政策金利】
・3/6(火)23:00(加)BOC政策金利(据え置き)
・3/7(水)07:30(豪)RBA政策金利(据え置き)
・3/8(木)05:00(NZ)RBNZ政策金利(+0.25%)
・3/8(木)21:00(英)BOE政策金利(据え置き)
・3/8(木)21:45(欧)ECB政策金利(+0.25%)

【要人発言】
・3/5(月)(米)ポールソン財務長官【日本】
・3/7(水)(米)ポールソン財務長官【中国】
・3/8(木)(欧)トリシェECB総裁記者会見(政策金利発表後)

2007年02月26日

今週の重要指標・注目材料

最大の注目材料は28日の米GDP改定値。速報値は年率換算で前期比3.5%増で、米経済が軟着陸する可能性が高いとの見方につながりましたが、改定値の事前予想では同2%台半ばに下方修正される見通し。予想以上の下方修正になれば、米景気の先行き楽観論が後退し、一時的にドルが売られる局面もありそうです。

28日のバーナンキFRB議長の議会証言も、米金融政策の「次の一手」を占ううえで関心が高い。

国内では3月2日に1月の全国消費者物価指数が発表されます。予想では前年同月比横ばいの見込みですが、仮にマイナスに転じれば円売りが強まる可能性が高い。

【重要指標】
・2/26(月)14:00(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(1月17・18日分)
・2/27(火)22:30(米)1月耐久財受注[前月比] -2.5%(前回 +2.9%)
・2/27(火)24:00(米)1月中古住宅販売件数 624万件(前回 622万件)
・2/28(水)14:00(日)1月鉱工業生産・速報[前月比] -1.8%(前回 +0.9%)
・2/28(水)22:30(米)第4四半期GDP・改定値[前期比年率] 2.3%(前回 3.5%)
・2/28(水)23:45(米)2月シカゴ購買部協会景気指数 50.0(前回 48.8)
・2/28(水)24:00(米)1月新築住宅販売件数 108.5万件(前回 112.0万件)
・3/01(木)22:30(米)1月PCEコア・デフレータ[前月比] +0.2%(前回 +0.1%)
・3/01(木)24:00(米)2月ISM製造業景況指数 50.0(前回 49.3)
・3/02(金)08:30(日)1月全国消費者物価指数[前月比] +0.1%(前回 ±0.0%)

【要人発言】
・2/28(水)(米)バーナンキFRB議長議会証言

2007年02月18日

今週の重要指標・注目材料

今週は21日に発表される1月の消費者物価指数とFOMC議事録が今後の金融政策を占う上で注目材料です。また、先週下落の激しかったポンドは21日のBOE議事録が気になります。

国内では日銀が20、21日に開く金融政策決定会合が最大の焦点です。利上げ見送りの予想が優勢でしたが、10―12月期GDPは内需主導で拡大、「消費回復などを理由に日銀が利上げするシナリオ」が浮上しています。会合後の福井日銀総裁記者会見に注目です。

【重要指標】
・2/20(火)(日)日銀金融政策決定会合(〜21日発表)
・2/21(水)15:00(日)2月日銀月例報告
○2/21(水)18:30(英)BOE議事録(2月7日・8日分)
○2/21(水)22:30(米)1月消費者物価指数[コア:前月比] +0.2%(前回 +0.2%)
・2/21(水)24:00(米)1月景気先行指標総合指数[前月比] +0.2%(前回 +0.3%)
○2/21(水)28:00(米)FOMC議事録(1月30日・31日分)
・2/22(木)22:30(米)新規失業保険申請件数 32.5万件(前回 35.7万件)
・2/23(金)18:00(独)2月IFO景況指数 107.4(前回 107.9)

【政策金利】
・2/21(水)12:00(日)日銀政策金利

【要人発言】
・2/21(水)15:30(日)福井日銀総裁定例記者会見

2007年02月11日

今週の重要指標・注目材料

今週はG7明けの市場に注目です。共同声明では円安の是正措置などには直接踏み込まず「言及せず」で決着しました。人民元改革を通じた貿易不均衡の是正とヘッジファンドの監視強化に関して盛り込まれました。

米指標は小売売上高、生産者物価指数のインフレ関連指標、住宅関連指標に注目です。14日・15日と予定されているバーナンキFRB議長の上下院議会証言での発言が注目されます。発言次第では円買い戻しのきっかけになりうるとの見方も出ています。

国内では、15日に内閣府が発表する10―12月期のGDP速報値が最大の焦点となっています。3.8%と前回から大幅改善が見込まれてますが、予想を下回った場合は円売りが強まる可能性があります。

【重要指標】
・2/13(火)19:00(独)2月ZEW景況感調査 9.0(前回 -3.6)
・2/13(火)22:30(米)12月貿易収支 -596億USD(前回 -582億USD)
・2/14(水)22:30(米)1月小売売上高[前月比] +0.3%(前回 +0.9%)
・2/15(木)08:50(日)第4四半期GDP・一次速報[前期比年率] +3.8%(前回 +0.8%)
・2/15(木)23:00(米)12月対米証券投資 +550億USD(前回 +684億USD)
・2/15(木)26:00(米)2月米フィラデルフィア連銀景況指数 4.3(前回 8.3)
・2/16(金)22:30(米)1月生産者物価指数[コア:前月比] +0.2%(前回 +0.2%)
・2/16(金)22:30(米)1月住宅着工件数 160.0万件(前回 164.2万件)

【政策金利】
・2/15(木)(南ア)SARB政策金利

【要人発言】
・2/14(水)(米)バーナンキFRB議長上院議会証言
・2/15(木)(米)バーナンキFRB議長下院議会証言

2007年02月04日

今週の重要指標・注目材料

今週は米指標は少ないですが各国政策金利発表が相次ぎます。特にECB政策金利発表後のトリシェECB総裁記者会見に注目です。「3月に利上げ後、当面据え置く可能性がある」報道等の利上げ打ち止め感に焦点があたります。

週末9−10日にはG7も控えていて、G7前の要人の円安議論発言には要注意です。円ショートが相当膨らみ調整が入りやすくなってるので、発言をキッカケに円買い戻しのきっかけになる公算がは大きく、さらなる加速の恐れもあります。

【重要指標】
・2/5(月)24:00(米)1月ISM非製造業景況指数 57.0(前回 56.7)
・2/8(木)22:30(米)新規失業保険申請件数 30.5万件(前回 30.7万件)
・2/9(金)-10(土)G7財務相・中央銀行総裁会議(ドイツ・エッセン)

【政策金利】
・2/7(水)07:30(豪)RBA政策金利
・2/8(木)21:00(英)BOE政策金利
・2/8(木)21:45(欧)ECB政策金利

【要人発言】
・2/8(木)(日)岩田副総裁挨拶
・2/8(木)(日)春審議委員講演
・2/8(木)(欧)トリシェECB総裁記者会見(ECB政策金利発表後)

2007年01月29日

今週の重要指標・注目材料

今週は主要な米経済指標の発表が相次ぎます。31日のGDP(速報値)と2日の雇用統計が特に注目材料です。米経済の好調さを示す数値が期待されているため、市場予想を下回れば円買い・ドル売り圧力が強まる場面もありそうです。

30−31日のFOMCでは、FRBは政策金利を据え置くとの見通しで市場は一致しています。関心が高まっているのは声明文での景気認識で、強気な認識が明らかになれば、ドル買い安心感が一段と強まりそうです。

来週9−10日にはG7も控えていて、G7前の要人の円安議論発言には要注意です。発言をキッカケにクロス円の調整に拍車がかかると、さらなる加速の恐れもあります。

【重要指標】
・1/30(火)08:30(日)12月失業率 4.0%(前回 4.0%)
・1/30(火)08:50(日)12月鉱工業生産・速報[前月比] +0.4%(前回 +0.8%)
・1/31(水)19:00(欧)1月消費者物価指数・速報[前年比] +2.1%(前回 +1.9%)
・1/31(水)22:15(米)1月ADP全国雇用者数 +12.0万人(前回 -4.0万人)
・1/31(水)22:30(米)第4四半期GDP・速報値[前期比年率] +3.0%(前回 +2.0%)
・1/31(水)24:00(米)1月シカゴ購買部協会景気指数 52.0(前回 51.6)
・2/1(木)22:30(米)12月個人所得[前月比] +0.5%(前回 +0.3%)
・2/1(木)24:00(米)ISM製造業景気指数 51.3(前回 51.4)
・2/2(金)19:00(欧)12月生産者物価指数[前年比] +4.1%(前回 +4.3%)
・2/2(金)22:30(米)雇用統計:非農業部門雇用者数 +14.5万人(前回 +16.7万人)

【政策金利】
・1/31(水)28:15(米)FOMC政策金利(据え置き)

【要人発言】
・1/31(水)(米)ポールソン財務長官議会証言

2007年01月21日

今週の重要指標・注目材料

今週の注目材料は、週後半の住宅関連指標と耐久財受注です。米国指標はこのところ、強い数値と弱い数値がいろいろ発表されていますが、市場予想を上回れば米景気の軟着陸シナリオが強まり円売り・ドル買いも出そうです。

また、25日にはNZの政策金利が発表されます。市場予想は据え置きです。

国内では、26日に発表される2006年12月の全国消費者物価指数が注目。市場の事前予想は生鮮食品を除く総合で前年同月比0.2%上昇。予想を下回れば円売り・ドル買いに拍車がかかりそうです。

【重要指標】
・1/22(月)16:00(独)12月生産者物価指数[前月比] +0.1%(前回 ±0.0%)
・1/23(火)14:00(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(12月18・19日分)
・1/23(火)24:00(米)1月リッチモンド連銀製造業指数(前回 -6)
・1/24(水)18:30(英)BOE議事録
・1/24(水)18:30(英)第4四半期GDP・速報値[前期比] +0.7%(前回 +0.7%)

・1/25(木)18:00(独)1月IFO景況指数 109.0(前回 108.7)
・1/25(木)24:00(米)12月中古住宅販売件数 626万件(前回 628万件)
・1/26(金)08:30(日)12月全国消費者物価指数[前月比:除生鮮] -0.1%(前回 ±0.0%)
・1/26(金)22:30(米)12月耐久財受注[除輸送用機器] +0.5%(前回 -1.1%)
・1/26(金)24:00(米)12月米新築住宅販売件数 105.0万件(前回 104.7万件)

【政策金利】
・1/25(木)05:00(NZ)RBNZ政策金利(据え置き)

【要人発言】
・1/22(月)福井俊彦総裁が国際会議挨拶
・1/25(木)須田美矢子日銀審議委員講演

2007年01月14日

今週の重要指標・注目材料

今週は、PPIやCPIなどの物価インフレ指標や住宅着工件数などの個人消費指標などの重要指標に注目です。また17日には31日FOMCのたたき台となる米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されます。米経済の軟着陸予想を補強する内容ならば、ドル買いが膨らむかもしれません。

国内では、17‐18日の日銀金融政策決定会合と日銀による利上げの有無が最大の焦点です。利上げしても「日米金利差が急に縮まるわけではない」との見方も多い一方、昨年7月以来の利上げとなれば、一時的に円の買い戻しが強まりそうです。

【重要指標】
・1/15(月)08:50(日)11月機械受注[前月比] +3.3%(前回 +2.8%)
・1/15(月)18:30(英)12月生産者物価指数(PPI)[前月比] +0.2%(前回 +0.2%)
・1/16(火)18:30(英)12月消費者物価指数(CPI)[前月比] +0.4%(前回 +0.3%)
・1/16(火)19:00(独)1月ZEW景況感調査 -10.5(前回 -19.0)
・1/16(火)22:30(米)1月ニューヨーク連銀製造業景気指数 19.6(前回 23.1)

・1/17(水)   (日)日銀金融政策決定会合(〜18日)
・1/17(水)22:30(米)12月生産者物価指数(PPI)[コア:前月比] +0.1%(前回 +1.3%)
・1/17(水)23:00(米)11月対証券投資 +825億USD(前回 +823億USD)
・1/17(水)23:15(米)12月鉱工業生産[前月比] +0.1%(前回 +0.2%)
・1/17(水)28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)

・1/18(木)15:00(日)1月金融経済月報・基本的見解
・1/18(木)22:30(米)12月消費者物価指数(CPI)[コア:前月比] +0.2%(前回 ±0.0%)
・1/18(木)22:30(米)12月住宅着工件数 156.0万件(前回 158.8万件)
・1/18(木)26:00(米)1月フィラデルフィア連銀景況指数 2.5(前回 -4.3)
・1/19(金)24:00(米)1月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 92.3(前回 91.7)

【政策金利】
・1/16(火)23:00(加)BOC政策金利 4.25%(前回 4.25%)
・1/18(木)12:00(日)日銀政策金利 0.50%(前回 0.25%)

【要人発言】
・1/18(木)(日)福井日銀総裁記者会見(政策金利発表後)
・1/18(木)(米)バーナンキFRB議長議会証言

2007年01月07日

今週の重要指標・注目材料

今週は12日発表の12月の米小売売上高に注目です。予想を上回りクリスマス商戦での消費の好調さが意識されれば、円売り・ドル買いが強まるかもしれません。

また、11日にBOE・ECB政策金利が発表されます。ECB政策金利発表後のトリシェ総裁の発言にも注目です。

国内では、来週17、18日に日銀の金融政策決定会合を控え、利上げの判断材料となる11日の景気動向指数の関心も高く、結果次第では日銀の早期利上げ観測が強まり、円買いが入る場面もありそうです。

【重要指標】
・1/10(水)22:30(米)11月貿易収支 -595億USD(前回 -589億USD)
・1/11(木)14:00(日)11月景気動向調査・速報[先行指数] 20.0%(前回 54.5%)
・1/11(木)19:00(欧)第3四半期GDP[前期比] +0.5%(前回 +0.5%)
・1/12(金)22:30(米)12月小売売上高 +0.7%(前回 +1.0%)

【政策金利】
・1/11(木)21:00(英)BOE政策金利(据え置き)
・1/11(木)21:45(欧)ECB政策金利(据え置き)

【要人発言】
・1/11(木)(欧)トリシェECB総裁記者会見(政策金利発表後)

2006年12月31日

今週の重要指標・注目材料

今週は1日は各国の市場が休場、2日は東京・NY休場、3日は東京休場と前半は閑散相場になりそうです。

今週最大の注目は週末の米雇用統計です。また、前月3年半ぶりに景気判断の分かれ目である50を下回った2日のISM製造業景況指数が50台を回復するのかも注目です。予想を下回ればドル売り圧力が強まります。

国内では、売買材料が乏しいなか米指標に注目が集まっていますが、ユーロ圏の消費者物価指数など、今後の景況感・金利動向を見通す上で重要な指標が続けざまに発表されます。

【重要指標】
・1/2(火)24:00(米)12月ISM製造業景況指数 50.0(前回 49.5)
・1/3(水)22:15(米)12月ADP全国雇用者数 +12.3万人(前回 +15.8万人)
・1/3(水)28:00(米)FOMC議事録(12月12日)
・1/4(木)19:00(欧)12月消費者物価指数・速報[前年比] +1.9%(前回 +1.8%)
・1/4(木)22:30(米)新規失業保険申請件数 31.8万件(前回 31.7万件)
・1/4(木)24:00(米)12月ISM非製造業景況指数 57.0(前回 58.9)
・1/5(金)19:00(欧)11月生産者物価指数[前月比] +0.1%(前回 ±0.0%)
・1/5(金)22:30(米)12月雇用統計・非農業部門雇用者数 +11.0万人(前回 +13.2万人)

2006年12月25日

今週の重要指標・注目材料

【重要指標】
・12/26(火)08:30(日)11月全国消費者物価指数[コア:前年比] +0.2%(前回 +0.1%)
・12/27(水)24:00(米)11月新築住宅販売件数 101.5万件(前回 100.4万件)
・12/28(木)08:50(日)11月鉱工業生産・速報[前月比] +1.0%(前回 +1.6%)
・12/28(木)24:00(米)11月中古住宅販売件数 620万件(前回 624万件)

【要人発言】
・12/25(月)(日)福井俊彦日銀総裁講演

2006年12月18日

今週の重要指標・注目材料

今週の注目材料は、19日の11月の住宅着工件数です。米国指標はこのところ、強い数値と弱い数値がいろいろ発表されていますが、市場予想を上回れば米景気の軟着陸シナリオが強まり円売り・ドル買いも出そうです。

週後半のGDP、PCEの消費関連指標など次回の金利動向を占う指標にも注目です。ただクリスマス休暇入りで取引量も少なくなり、投機筋など指標に関係なく相場が動かされることもあるので注意です。昨年はそれまで堅調に上昇していたドルは急落しました。

国内では、日銀の18、19日の金融政策決定会合です。年内利上げは見送りとなる見通しですが、記者会見での福井日銀総裁の発言に市場の注目が集まっています。

【重要指標】
・12/19(火)18:00(独)12月IFO景況指数 106.8(前回 106.8)
・12/19(火)22:30(米)11月生産者物価指数(PPI)コア +0.2%(前回 -0.9%)
・12/19(火)22:30(米)11月住宅着工件数 152.5万件(前回 148.6万件)
・12/20(水)18:30(英)BOE議事録
・12/21(木)22:30(米)実質GDP-3Q(前期比年率/確報値) +2.2%(前回 +2.2%)
・12/21(木)22:30(米)コア個人消費支出(PCE)-3Q(確報値) +2.8%(前回 +2.9%)
・12/21(木)22:30(米)新規失業保険申請件数 31.5万件(前回 30.4万件)
・12/21(木)26:00(米)12月フィラデルフィア連銀景況指数 3.8(前回 5.1)
・12/22(金)14:00(日)日銀金融政策決定会合議事録(10月31日分,11月15-16日分)
・12/22(金)22:30(米)11月個人所得 +0.4%(前回 +0.4%)
・12/22(金)22:30(米)11月個人支出 +0.4%(前回 +0.2%)
・12/22(金)22:30(米)11月PCEコア・デフレータ +0.2%(前回 +0.2%)
・12/22(金)22:30(米)11月耐久財受注(除輸送) 1.0%(前回 -1.7%)

【政策金利】
・12/19(火)12:00(日)BOJ政策金利(据え置き)

【要人発言】
・12/19(火)15:00(日)福井俊彦日銀総裁記者会見

2006年12月11日

今週の重要指標・注目材料

今週は、12日のFOMC政策金利が最大の注目点です。据え置き予想ですが市場は織り込み済みでその後の声明に関心が集まります。また、小売売上高や消費者物価指数など消費、物価関連指標など次回の金利動向を占う指標にも注目です。

国内では、日銀が15日に発表する12月の企業短期経済観測調査(短観)は最大の注目材料です。日銀の利上げ時期を巡る市場の見方は定まっていないので、予想の範囲であれば景況感の改善が好感されそうです。

【重要指標】
・12/11(月)18:30(英)11月生産者物価指数(PPI) +0.1%(前回 +0.3%)
・12/12(火)18:30(英)11月消費者物価指数(CPI) +0.2%(前回 +0.2%)
・12/12(火)19:00(独)12月ZEW景況感調査 -25.0(前回 -28.5)
・12/12(火)22:30(米)10月貿易収支 -633億USD(前回 -643億USD)

・12/13(水)22:30(米)11月小売売上高 +0.2%(前回 -0.2%)
・12/15(金)08:50(日)10-12月日銀短観[大企業製造業DI] 25(前回 24)
・12/15(金)19:00(欧)11月消費者物価指数(CPI) ±0.0%(前回 +0.1%)
・12/15(金)22:30(米)11月消費者物価指数(CPI) +0.2%(前回 +0.1%)
・12/15(金)23:00(米)10月対米証券投資 +720億USD(前回 651億USD)

【政策金利】
・12/12(火)28:15(米) FOMC政策金利(据え置き予想)
・12/14(木)17:30(ス) SNB政策金利

【要人発言】
・12/14-15 ポールソン財務長官&バーナンキFRB議長訪中【米中戦略経済対話】
  議題
  −巨額の対中貿易赤字を背景に米が求める人民元改革
  −米製品の海賊版が中国で出回る知的財産権侵害の問題
  −中国の原油需要が急増する中でのエネルギー市場の安定化

2006年12月04日

今週の重要指標・注目材料

最大の注目は週末の米雇用統計です。予想を下回ればドル売り圧力が強まります。また、米・ISM非製造業景況指数、ミシガン大消費者信頼感指数や、豪・英・ユーロをはじめ各国の政策金利発表など、今後の景況感・金利動向を見通す上で重要な指標が続けざまに発表されます。

先週は大きく売り込まれたドルですが、新たなトレンドに入ったのか、12日のFOMCへ向けての見極めの週になりそうです。

国内では、企業業績の動向予測を占う上で重要かつ「日銀短観を占う注目指標」と位置付けられる法人企業統計が発表されます。統計内容次第で相場の流れが左右されるかもしれません。

また、安部首相と福井日銀総裁の会談への関心が高く、「日銀が利上げへ地ならしを進める」との連想から円買いを誘いそうです。

【重要指標】
・12/4(月)08:50(日)7-9月法人企業統計調査 15.3%(前回 +16.6%)
・12/5(火)24:00(米)11月ISM非製造業景況指数 56.0(前回 57.1)
・12/6(水)09:30(豪)7-9月GDP +0.7%(前回 +0.3%)
・12/6(水)18:30(英)10月鉱工業生産指数 +0.2%(前回 +0.2%)
・12/6(水)22:15(米)11月ADP全国雇用者数 +10.8万人(前回 +12.8万人)
・12/8(金)08:50(日)7-9月GDP・二次速報
・12/8(金)14:00(日)10月機械受注 +6.3%(前回 -7.4%)
・12/8(金)22:30(米)11月雇用統計・非農業部門雇用者数 +11.0万人(前回 +9.2万人)
・12/8(金)24:00(米)12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 92.5(前回 92.1)

【政策金利】
・12/5(火)23:00(加)BOC政策金利
・12/6(水)07:30(豪)RBA政策金利
・12/7(木)05:00(NZ)RBNZ政策金利
・12/7(木)21:00(英)BOE政策金利
・12/7(木)21:00(南)SARB政策金利
・12/7(木)21:45(欧)ECB政策金利

【要人講演】
・12/5(火)安部首相と福井日銀総裁会談
・12/7(木)トリシェECB総裁記者会見(ECB政策金利発表後)

2006年11月26日

今週の重要指標・注目材料

今週は日米とも主要経済指標や金融当局者発言が目白押しです。
・米景気の先行きを占う上で住宅・個人消費などの個人消費関連指標
・12月利上げの有無を占う日本の全国消費者物価指数
・欧州の景況指数
など今後の景況感・金利動向を見通す上で重要な指標が続けざまに発表されます。

先週は大きく売り込まれたドルですが、新たなトレンドに入ったのかの真価が問われる週になりそうです。市場センチメントはドル売り継続ですが、テクニカル的にも、短期的にもドルは売られ過ぎで、一旦調整が起こる可能性もあります。

また各国要人の講演・会見も多く、利上げに踏み込んだ発言があるのかどうか、新たなトレンドのキッカケになるのかどうか関心が高いです。


【重要指標】
・11/28(火)22:30(米)10月耐久財受注[除輸送]+0.2%(前回 +0.5%)
・11/28(火)24:00(米)11月消費者信頼感指数 106.0(前回 105.4)
・11/28(火)24:00(米)10月中古住宅販売件数 615万件(前回 618万件)

・11/29(水)08:30(日)10月鉱工業生産[速報値]-0.4%(前回 -0.7%)
・11/29(水)22:30(米)3Q-GDP [改定値] +1.8%(前回 +1.6%)
・11/29(水)22:30(米)3Q-個人消費 [改定値] +2.8%(前回 +3.1%)
・11/29(水)24:00(米)10月新築住宅販売件数 105.0万件(前回 107.5万件)
・11/29(水)28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)

・11/30(木)19:00(ユーロ)11月消費者物価指数 [速報値] +1.8%(前回 +1.6%)
・11/30(木)19:00(ユーロ)3Q-GDP +0.5%(前回 +0.9%)
・11/30(木)22:30(米)10月個人所得 +0.5%(前回 +0.5%)
・11/30(木)22:30(米)10月個人支出 +0.1%(前回 +0.1%)
・11/30(木)22:30(米)10月PCEデフレータ +1.4%(前回 +2.0%)
・11/30(木)24:00(米)11月シカゴ購買部協会景気指数 54.4(前回 53.5)

・12/01(金)08:30(日)10月全国消費者物価指数[コア]+0.2%(前回 +0.2%)
・12/01(金)24:00(米)11月ISM製造業景況指数 51.8(前回 51.2)

【要人講演】
・11/27(月)福井日銀総裁講演
・11/28(火)バーナンキFRB議長講演
・11/29(水)福井日銀総裁記者会見
・11/29(水)トルシェECB総裁記者会見
・11/30(木)キング英BOE総裁議会証言

2006年11月19日

今週の重要指標・注目材料

今週は注目材料も少なく、23日は日本、米国が休場で薄商いが予想される中、週初の要人発言やG20閉幕後の各国要人の記者会見コメントを市場がどう解釈するかで相場が動くかもしれません。材料が乏しいだけに注目です。

G20では世界経済のリスクに関し、
・潜在的なインフレリスク
・金融市場の安定性が損なわれるリスク
・保護主義のリスク
が指摘されました。インフレを抑制するためには、為替レートの柔軟性と構造改革を確保しつつ、金融・財政政策の不断の調整とタイミングが重要と受け止められています。

中国人民元や経常黒字新興国の水準調整を意図しているものと解釈できますが、間接的な円高圧力と市場が解釈するのかどうか、市場の反応に注目です。

【重要指標】
・11/20 24:00(米)10月景気先行指数[前月比](前回+0.1%、予想+0.2%)
・11/22 22:30(米)新規失業保険申請件数(前回30.8万件、予想31.0万件)

【注目材料】
・11/21 14:00(日)日銀金融政策決定会合議事要旨(10月12・13日分)
・11/22 18:30(英)BOE議事録(11月8日・9日分)

【要人講演】
・11/20(ユーロ) 10:30 トルシェECB総裁記者会見
・11/20(米) 02:00 ポールソン米財務長官講演
・11/20(米) 04:00 フィッシャーダラス連銀総裁講演
・11/21(米) 02:00 リッカーリッチモンド連銀総裁講演
・11/24(日)日銀福間審議委員講演

2006年11月13日

今週の重要指標・注目材料

今週は月曜日から日米とも重要指標の発表が目白押しです。目の離せない1週間になりそうです。米国の金利動向を占うためのFOMC議事録、物価関連のPPI、CPIや消費関連の小売売上高、住宅系指標を中心に注目度の高い指標が数多く並びます。

国内では、先週福井日銀総裁の早期利上げの可能性に含みを持たせるコメントが出されましたが、金融政策決定会合での利上げはないと思われます。その後の会見と総裁のコメントと14日のGDPに注目が集まりそうです。

【重要指標】
・11/13 14:00(日)10月消費者態度指数
・11/14 08:50(日)GDP-3Q速報値(前期比+0.2%、前期比年率+1.0%)、デフレーター(前年比-0.7%)
・11/14 22:30(米)10月生産者物価指数(PPI)(前月比-0.5%、前年比-0.4%)、コア(前月比+0.1%、前年比+1.6%)
・11/14 22:30(米)10月小売売上高(前月比-0.4%、除自動車:前月比-0.2%)
・11/15 23:00(米)9月対米証券投資(625億ドルの買越し)
・11/16 22:30(米)10月消費者物価指数(CPI)(前月比-0.3%、前年比+1.6%)、コア(前月比+0.2%、前年比+2.9%)
・11/16 22:30(米)新規失業保険申請件数(31.1万件)
・11/16 23:15(米)10月鉱工業生産(前月比+0.3%)
・11/17 22:30(米)10月住宅着工件数(168.0万件)、10月建設許可件数(162.8万件)

【注目材料】
・11/16 15:00(日)11月金融経済月報・基本的見解、福井日銀総裁記者会見
・11/15 28:00(米)FOMC議事録(10月24日)

【政策金利】
・11/16 15:00(日)日銀政策金利(0.25%据置)

2006年11月05日

今週の重要指標・注目材料

今週は米経済指標も少なく米指標で相場が動く展開にはなりにくいと思われます。見通しを立てにくい週になりそうですが、7日の米中間選挙で、民主党勝利などのサプライズがあれば、減税措置打ち切りなどでドル売りの展開も予想されます。

また、RBA、BOE会合の金利発表、声明内容やECBパネル討論会での各国要人の金融政策発言で相場の方向性が決まるかもしれません。

国内では、機械受注への関心も高く予想を下回れば円売り・ドル買いが加速する可能性もあります。

【重要指標】
・11/09 22:30(米)9月貿易収支(655億ドルの赤字)
・11/09 24:00(米)11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(93.0)
・11/10 14:00(日)9月機械受注(前月比+0.9%、前年比+6.4%)

【注目材料】
・11/07 米中間選挙投票日
・11/10 ECBパネル討論会(バーナンキFRB議長、トリシェECB総裁、岩田日銀副総裁、周中国人民銀行総裁)

【政策金利】
・11/08 07:30(豪)RBA政策金利(6.25%:0.25%利上げ)
・11/09 21:00(英)BOE政策金利(5.00%:0.25%利上げ)

2006年10月30日

今週の重要指標・注目材料

今週最大の焦点は11/3の10月米雇用統計です。前回9月は非農業部門雇用者数の大幅な下方修正と失業率の低下でドル利下げ期待が遠のき、ドル全面高の展開だっただけに注目されます。その他米指標は、個人消費やISM製造業景況指数が注目材料です。また、ECB政策金利に関連した動きにも注意が必要です。

国内では、年2回発表の日銀の経済・物価情勢の展望(展望レポート)への関心が高く、先週末発表の9月消費者物価指数(CPI)が悪化する中、利上げ可能性についてどのような言及になるのか注目です。

【重要指標】
・10/30 08:50(日)9月鉱工業生産・速報(前月比-0.9%、前年比+4.9%)
・10/30 22:30(米)9月個人消費(前月比+0.2%)、9月個人所得(前月比+0.3%)
・10/30 22:30(米)9月PCEデフレータ(前年比+3.0%、コア前月比+0.2%、コア前年比+2.4%)
・11/01 24:00(米)10月ISM製造業景況指数(53.0)
・11/03 22:30(米)10月雇用統計(非農業部門雇用者数 +12.5万人、失業率 4.6%)

【注目材料】
・10/31 15:00(日)10月分 経済・物価情勢の展望(展望レポート:4月/10月公表)
・10/31 15:30(日)日銀福井総裁定例記者会見

【政策金利】
・10/31 12:00(日)日銀金融政策決定会合(0.25%据置)
・11/02 21:45(ユーロ圏)ECB政策金利(3.25%据置)

2006年10月22日

今週の重要指標・注目材料

今週は25日のFOMCが最大の焦点です。据え置きが予想されますが、その後の声明文で米経済の先行きやインフレ動向についてどのような声明が出されるかに注目です。

週末には、設備投資の先行指標である耐久財受注、個人消費を支える住宅指標の新築住宅販売件数、第3四半期GDPと米経済軟着陸の見通しを見る上で重要な指標発表が控えています。

国内では、日銀が金利を決定する基準としている指標、消費者物価指数(CPI)に注目です。物価の上昇基調が確認されれば早期の追加利上げ観測が広がり、円買い・ドル売りを誘いそうです。


【重要指標】
・10/25 23:00(米)9月中古住宅販売件数(623万件、前月比-1.3%)
・10/26 21:30(米)9月耐久財受注(前月比+2.0%、除輸送:前月比+1.0%)
・10/26 23:00(米)9月新築住宅販売件数(104.9万件、前月比-0.8%)
・10/27 08:30(日)9月全国消費者物価指数(CPI)(前年比+0.5%、コア:前年比+0.3%)
・10/27 21:30(米)第3四半期GDP【速報値】(前期比年率+2.1%)

【政策金利】
・10/25 27:15(米)FOMC政策金利
・10/26 05:00(NZ)RBNZ政策金利

2006年10月15日

今週の重要指標・注目材料

今週は相次いで発表される米経済指標に注目です。特に18日の米消費者物価指数(CPI)と米住宅着工件数の2つの景気指標が最重要注目材料です。24日FOMCのたたき台となるベージュブック(12日)は強気とも弱気ともとれる内容でしたが、FOMC前の米景気軟着陸を見る上で最大の山場となりそうです。

【重要指標】
・10/17 21:30(米)9月生産者物価指数(PPI)(前月比-0.6%、コア:前月比+0.2%)
・10/17 22:00(米)8月対米証券投資(530億ドルの買い超し)
・10/17 22:15(米)9月鉱工業生産(前月比±0.0%)
・10/18 21:30(米)9月消費者物価指数(CPI)(前月比-0.3%、コア:前月比+0.2%)
・10/18 21:30(米)9月住宅着工件数(164万件)

【政策金利】
・10/17 22:00(加)BOC政策金利(4.25%据置き)

【注目材料】
・10/18 14;00 日銀金融政策決定会合議事要旨(9月7・8日分)

2006年10月09日

今週の重要指標・注目材料

今日月曜日は日本、米国とも休場です。今週は10/11のFOMC議事録と10/24のFOMCのたたき台となるベージュブックに注目です。米景気減速が軟着陸できるかどうかがポイントです。

国内では10/13の日銀金融政策決定会合発表で、福井日銀総裁のコメントと年内利上げの有無を判断する上で注目しています。

【重要指標】
・10/10 14;00(日)8月機械受注(前月比+11.2%、前年比+3.7%)
・10/11 27:00(米)FOMC議事録(9月20日)
・10/12 21:30(米)8月貿易収支(668億ドルの赤字)
・10/12 27:00(米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
・10/13 (日)日銀金融政策決定会合発表
・10/13 15;00(日)10月金融経済月報・基本的見解
・10/13 21:30(米)9月小売売上高(前月比+0.2%)

【注目材料】
・10/10 トリシェECB総裁講演(経済通貨問題委員会)
・10/13 福井日銀総裁会見

2006年10月01日

今週の重要指標・注目材料

今週の最大の重要指標は米雇用統計です。利上げ中止⇒終了となるのか、現状維持なのかの判断の目安となります。国内では2日の日銀短観で、次回は来年1月なので年内利上げの有無を判断する上で海外も注目しています。

【重要指標】
・10/2 08:50(日)日銀短観〜大企業製造業業況判断(21)、設備投資計画(前年度比+11.8%)
・10/2 23:00(米)9月ISM製造業景況指数(53.5)
・10/4 08:30(豪)RBA政策金利発表
・10/5 20:00(英)BOE政策金利発表
・10/5 20:45(ユーロ圏)ECB金利発表
・10/6 21:30(米)雇用統計〜9月非農業部門雇用者数(+12.0万人)

【注目材料】
・10/4 トリシェECB総裁講演
・10/4 バーナンキFRB議長講演

2006年09月17日

今週の重要指標・注目材料

今週の注目材料はやはり、9/20のFOMC政策金利です。8月に続き利上げを見送る公算が大きい。米景気減速の軟着陸を測る上で19日の生産者物価指数(PPI)、住宅着工件数、21日の景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数にも注目です。

国内では、日銀の追加利上げ時期を探る上で22日の企業景気予測調査に注目。結果次第では10/2発表の日銀短観に影響を与えるかもしれません。


【重要指標】
・9/18 21:30(米)9月経常収支(2130億ドルの赤字)
・9/19 21:30(米)8月生産者物価指数(PPI)(コア:前月比+0.2%)
・9/19 21:30(米)8月住宅着工件数(175.0万件)
・9/20 27:15(米)FOMC政策金利発表
・9/21 23:00(米)8月景気先行指数(前月比-0.2%)
・9/21 25:00(米)9月フィラデルフィア連銀景況指数(14.3)
・9/22 08:50(日)3/4期法人企業景気予測調査

【注目材料】
・9/19-20 第74回世銀・IMF(国際通貨基金)会合(シンガポール)
・9/19-22 ポールソン米財務長官の中国訪問
・9/25週 対中制裁関税法案の米上院採決実施を求める書簡提出

2006年09月10日

今週の重要指標・注目材料

今週の注目材料として最大なものは、9/16にシンガポールで開催される7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)です。指標では、9/15の米・コア消費者物価指数(CPI)が米利上げ再開を占う上で注目です。

G7では、米国景気減速や原油価格の高騰などの世界経済への影響と貿易不均衡問題が最大の焦点で、円安や人民元の再切り上げ問題などアジア通貨の議論も米欧から提起される見通しです。

【重要指標】
・9/11 08:50(日)2/4期GDP改定値(前期比+0.3%)
・9/11 14:00(日)7月機械受注(前月比-5.4%、前年比+12.3%)
・9/12 21:30(米)7月貿易収支(655億ドルの赤字)
・9/13 27:00(米)8月月次財政収支(670億ドルの赤字)
・9/14 21:30(米)8月小売売上高(前月比-0.2%)
・9/15 18:00(ユーロ圏)8月消費者物価指数(前月比+0.1%、前年比+2.3%)
・9/15 21:30(米)8月消費者物価指数(CPI)(コア:前月比+0.2%、前年比+2.8%)
・9/15 21:30(米)9月ニューヨーク連銀製造業景気指数(13.5)
・9/15 22:45(米)9月米ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(84.0)

【注目材料】
9/15 ポールソン米財務長官の中国訪問
9/16 7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)

2006年09月04日

今週の重要指標・注目材料

今週の注目指標は、9/6のISM非製造業景況指数と地区連銀経済報告(ベージュブック)です。住宅減速は織り込みずみですが、個人消費の底堅さを示す内容がでればドル買いが強まるかもしれません。

8日の福井日銀総裁の記者会見にも注目です。早期の追加利上げを示唆する発言が出れば円買いの可能性もあります。また今週は、豪・英・日の政策金利の発表が予定されています。

・9/6 08:30(豪)RBA政策金利発表
・9/6 10:30(豪)第2四半期GDP(四半期比+0.9%)
・9/6 23:00(米)8月ISM非製造業景況指数(55.0)
・9/6 27:00(米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
・9/7 20:00(英)BOE政策金利発表
・9/8 15:00(日)日銀金融政策決定会合(金融経済月報・基本的見解)

2006年08月26日

今週の重要指標・注目材料

今週の注目材料は、8/29のFOMC議事録(8月8日)とFRBが物価判断の基準にしている8/30の個人消費支出(PCE)コア・デフレータです。物価安定の目安とする前年比上昇率2%を上回るのかどうかに注目です。

全国消費者物価指数発表以降、日本の経済指標が材料になりつつあり、8/29(日)7月失業率、8/31(日)7月鉱工業生産の結果に注目が集まります。

先週は、ドイツの景況感が予想外に悪化しました。ユーロ圏の景気先行きを見る上で、8/29の(独)9月GFK消費者信頼感調査にも要注意です。8/28(月)はロンドン休場です。

・8/29 08:30(日)7月失業率(4.1%)
・8/29 15:10(独)9月GFK消費者信頼感調査(8.5)
・8/29 23:00(米)8月消費者信頼感指数(103.0)
・8/29 27:00(米)FOMC議事録(8月8日)
・8/30 21:30(米)第2四半期GDP(前期比年率+3.0%)
・8/30 21:30(米)7月個人消費支出(PCE)コア・デフレータ(前月比+0.2%)
・8/31 08:50(日)7月鉱工業生産・速報(前月比+0.7%)
・9/1 21:30(米)8月非農業部門雇用者数(+12万人)


【9月の各国金融政策発表予定】
・9/06 オーストラリア
・9/07 英国
・9/08 日本
・9/14 ユーロ圏
・9/14 スイス
・9/14 ニュージーランド
・9/20 米国(FOMC)

2006年08月20日

今週の重要指標・注目材料

中国人民銀行による突然の0.27%金利引き上げ報道を受け、ドル円は一気に急落し115.50を割り込む展開となりました。

その後、8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値が弱含んだこと(83.8→78.7)で、再度ドル売りの展開となりましたが、中国利上げ発表時と同様、115.50近辺の買いオーダー?に阻まれると一気に買い戻され、米指標は弱い結果が続いていますが比較的下値はしっかりしてきている印象です。

今週最大の注目材料は、日・全国消費者物価指数です。米・耐久財受注や住宅関連指標も米景気減速を見る上で注目です。

8/21 18:00(ユーロ圏)6月貿易収支(9億ユーロの赤字)
8/23 23:00(米)7月中古住宅販売件数(658.0万件)
8/24 21:30(米)7月耐久財受注(前月比-0.3%)
8/24 23:00(米)7月新築住宅販売件数(110.0万件)
8/25 08:30(日)7月全国消費者物価指数(コア:前年比+0.5%)

2006年08月13日

今週の重要指標・注目材料

ドル円はようやく動意を見せ、米・小売売上高が市場予想を大きく上回った(+0.9%→+1.4%)ことからドル買いが加速、116.40付近まで上昇し7/26来の高値を更新しましたが、このレベルは7月後半からの下落のちょうど68.2%戻しにあたり、頭を抑えられる格好となっています。

ドルの買い意欲は旺盛ですが、達成感も漂い始めていて、この後の米国指標までこの水準で様子見かもしれません。

8/15 21:30(米)7月生産者物価指数PPI(コア:前月比+0.2%)
8/15 22:00(米)6月対米証券投資(632億ドルの買い越し)
8/16 21:30(米)7月消費者物価指数CPI(コア:前月比+0.3%)
8/16 21:30(米)7月住宅着工件数(181.0万件)
8/16 22:15(米)7月鉱工業生産(前月比+0.5%)
8/17 25:00(米)8月フィラデルフィア連銀景況指数(8.0)
8/18 22:45(米)8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(84.0)

2006年08月06日

今週の重要指標・注目材料

最大の注目材料は8日のFOMCです。その後の声明文が景気減速への懸念を強調する内容となれば、利上げ休止ではなく「打ち止め」と受け止められて、112円台まで円高が進む可能性も。

・8/8 27:15(米)FOMC政策金利発表
・8/9 14:00(日)6月機械受注(前月比-0.4%、前年比+6.4%)
・8/10 21:30(米)6月貿易収支(644億ドルの赤字)
・8/10 27:00(米)7月財政収支(463億ドルの赤字)
・8/11 08:50(日)第2四半期GDP(前期比+0.5%、前期比年率+1.8%)
・8/11(日)日銀金融政策決定会合
・8/11 21:30(米)7月小売売上高(前月比+0.8%)

2006年07月31日

今週の重要指標・注目材料

今週の重要指標・注目材料は
・8/4 21:30(米)雇用統計(+14.5万件)
・8/3 20:45 欧州中銀(ECB)政策金利
の発表です。いずれも8/8のFOMCを控え金利が焦点になると思われます。

また、景気動向の減速を見極めるうえで
・8/1 21:30(米)個人消費支出(前月比+0.4%)
・8/1 23:00(米)ISM製造業景気指数(53.5)
の注目度も高いです。

バーナンキFRB議長の議会証言で景気鈍化とインフレ懸念が示唆され、ベージュブック(米地区連銀経済報告)では景気減速が確認され、米2/4期GDPで現実のものとなりました。

雇用統計でインフレ懸念が強まり、利上げ継続が台頭するのか、市場は利上げ継続 or 中止を指標で見極めようとし指標に素直に反応、どちらかと言えばドル売り材料に敏感な相場になる可能性が高いと思います。

2006年07月23日

今週の重要指標・注目材料

7/25 23:00(米)中古住宅販売件数(660万件)
7/26 13:30(日)日銀須田審議委員の講演・記者会見
7/26 27:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
7/27 21:30(米)6月耐久財受注(前月比+2.0%)
7/27 23:00(米)新築住宅販売件数(116.5万件)
7/28 08:30(日)6月消費者物価指数(コア:前年比+0.6%)
7/28 21:30(米)第2四半期GDP速報値(前期比年率+3.0%)・個人消費(コア:前期比+2.9%)