2007年09月08日

FRB、9月利下げか?

米8月雇用統計、非農業部門雇用者数がマイナス4000人と急激に悪化し、金融・建設分野を中心に米国の雇用拡大に急ブレーキがかかりました。雇用者数がマイナスとなるのは2003年8月以来4年ぶりのことです。

11万人増とみていた市場予測を大きく下回り、「金融市場の混乱が実体経済に悪影響をもたらしたことが初めて確認された」と市場は受け止めている模様です。

ただ、失業率は4.6%で前月と同水準で、インフレ懸念が台頭するかどうかの境目とされる5%をなお下回っています。

今後は、金融・建設以外の分野へも雇用調整が広がるのかなど、サブプライムローンの焦げ付きや市場の動揺が、雇用にどこまで悪影響を及ぼすのかが焦点です。景気を下支えするためのFRBの利下げが近いとの観測も一段と強まっています。
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2007年09月07日

米雇用統計(予想下回る)

注目された米・非農業部門雇用者数変化は市場予想を大きく下回るマイナス0.4万人(予想:プラス10.0万人)に。さらに前回の数値も9.2万人→6.8万人へ下方修正されました。この結果を受けてマーケットはドル売りに傾斜しています。

・失業率-8月: 4.6% (予想:4.6%)
・非農業部門雇用者数変化-8月: -0.4万人 (予想:10.0万人)
・製造業雇用者数変化-8月: -4.6万人 (予想-1.1万人)
・平均時給-8月: 0.3% (予想:0.3%)
・週平均労働時間-8月: 33.8 (予想:33.8)
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2007年08月04日

米雇用統計&FOMC金利

注目された米雇用統計は、非農業部門雇用者数は+9.2万人(予想:+12.7万人)、前回の数値も+13.2万人→+12.6万人へと下方修正されました。失業率も4.6%(予想:4.5%)と悪い結果に。この結果を受けてドル売り優勢です。

また今週発表された米経済指標は総じて弱いもので、来週のFOMC政策金利は据え置き、声明文も弱気との見方が浮上しています。
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2007年05月04日

米雇用統計(ドル売り)

非農業部門雇用者数は8.8万人と、事前予想(10.0万人)を下回り、失業率も4.4%→4.5%に悪化、ドル売り優勢です。一時120円を割り込みましたが120円のサポートラインをキープできるかの攻防です。

・4月非農業部門雇用者数 +8.8万人(前回 17.7万人下方修正、予想 +10.0万人)
・4月失業率 4.5%(前回 4.4%、予想 4.5%)

・4月平均時給(前月比) +0.2%(前回 +0.3%、予想 +0.3%)
・4月平均時給(前年比) +3.7%(前回 +4.0%、予想 +3.9%)
・4月週平均労働時間 33.8(前回 33.9、予想 33.8)
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雇用情勢vs景気先行き

昨夜は、予想を上回る米経済指標が相次いで発表されたことで、ドル買いが優勢となり、一時120.47円まで上昇、世界連鎖株安前の円安水準にまで戻し、節目の120.50円前後での攻防戦に入っています。

新規失業保険申請件数、労働生産性指数の好結果で、米雇用情勢の底堅さが意識され、その後に発表されたISM非製造業景気指数は、予想を上回る強い結果となり、なかでも新規受注の改善や雇用指数の上昇から、米景気の先行き不安感が和らいだようでドル買いの材料になりました。

ただ、今夜の雇用統計を控え積極的な動きや、ストップを付けに行く強引な展開は見られなかった模様です。前回は非農業部門雇用者数+18.0万人と予想レンジ10-15万人を大幅に上回り、失業率も4.4%(予想4.6%)とポジティブ・サプライズの結果でしたが、今回はそれぞれ+10.0万人、4.5%が予想されています。どちらに振れるのか注目です。
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2007年04月06日

米雇用統計(好結果)

非農業部門雇用者数は+18.0万人と予想レンジ10-15万人を大幅に上回りました。今回の雇用統計は総じて見て好結果で、ドル円119円台、英ポンド円234円台、豪ドル円97円台半ば乗せとなりました。今回の好結果を受け、ドルは全面的に上昇中です。

・3月非農業部門雇用者数 +18.0万人(前回 +11.3万人上方修正、予想 +13.0万人)
・3月失業率 4.4%(前回 4.5%、予想 4.6%)

・2月製造業雇用者数変化 -1万6000人(前回 -1万4000人)
・2月平均時給(前月比) +0.3%(前回 +0.4%)
・2月平均時給(前年比) +4.0%(前回 +4.1%)
・2月週平均労働時間 33.9(前回 33.7)
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2007年03月10日

米雇用統計(総じて好結果)

非農業部門雇用者数は9.7万人とほぼ事前予想通りの結果でした。今回の雇用統計は総じて見て好結果で、ドル円118円台、英ポンド円228円台、豪ドル円92円台乗せとなりました。

・2月非農業部門雇用者数 +9.7万人(前回 +11.1万人、予想 +9.5万人)
・2月失業率 4.5%(前回 4.6%、予想 4.6%)
・2月製造業雇用者数変化 -1万4000人(前回 -1万6000人、予想 -1万9000人)
・2月平均時給(前月比) +0.4%(前回 +0.2%、予想 +0.3%)
・2月平均時給(前年比) +4.1.%(前回 +4.0%、予想 +3.9%)
・2月週平均労働時間 33.7(前回 33.8、予想 33.8)

・1月貿易収支 -591億ドル(前回: -612億ドル、予想: -598億ドル)
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2007年01月05日

米雇用統計(好サプライズ)

・12月失業率 4.5%(前回 4.5%、予想 4.5%)
・12月非農業部門雇用者数 +16.7万人(前回 +13.2万人、予想 +10.0万人)
・12月製造業雇用者数変化 -1万2000人(前回 -1万5000人、予想 -1万5000人)
・12月平均時給(前月比) +0.5%(前回 +0.2%、予想 +0.3%)
・12月週平均労働時間 33.9(前回 33.9、予想 33.9)
[セントラル短資]

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2006年12月08日

雇用統計(サプライズなし)

・11月非農業部門雇用者数 +13.2万人(前回 +7.9万人(+9.2万人から修正)、予想 +10.0万人)
・11月失業率 4.5%(前回 4.4%、予想 4.5%)
・11月製造業雇用者数変化 -1万5000人(前回 -3万9000人、予想 -1万5000人)
・11月平均時給(前月比) +0.2%(前回 +0.4%、予想 +0.3%)
・11月週平均労働時間 33.9(前回 33.9、予想 33.9)
[セントラル短資]

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2006年11月03日

米雇用統計(強い結果)

・10月失業率:4.4%(前回4.6%、予想4.6%)
・10月非農業部門雇用者数:+9.2万人(前回 +5.1万人、予想 +12.3万人)
・10月製造業雇用者数変化:-3900人(前回 -1万9000人、予想 -5000人)
・10月平均時給(前月比):+0.4%(前回 +0.2%、予想 +0.3%)
・10月週平均労働時間:33.9(前回 33.8、予想 33.8)
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米雇用統計の事前材料

事前材料から見ると10月雇用統計(非農業部門雇用者数 +12.5万人、失業率 4.6%)の結果は良いものになるのではと考えられます。

前回9月雇用統計では予想外の悪い結果で、ドル利下げ期待が遠のいたとの思惑からドル円は118円半ばから117円半ばへ急落後、反転上昇119円を上抜け119.10円付近まで買い進まれドル全面高の展開たっだ経緯もあります。

良い結果ならドル買い(円安)ですが、予想を大きくはずすことの多い指標ですので予断を許しません。結果が悪かった場合の失望売りのリスクも考慮しとく必要もあります。

・2日の新規失業保険申請件数:32.7万件(30.8万件)と増加
・1日の10月ISM製造業景気指数:雇用指数は50.8(49.4)に上昇
・1日の10月ADP雇用指数:12.8万件(7.8万件)と増加
・31日の10月シカゴ購買部協会指数(PMI):雇用指数は57.0(50.8)と大きく上昇
・31日の10月消費者信頼感指数:雇用指数25.8(26.2)と減少
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2006年10月07日

米雇用統計(利下げ遠のく)

・米・9月失業率(今回 4.6%、予想 4.7%、前回 4.7%)
・非農業部門雇用者数(今回 +5.1万人、予想 +12.0万人、前回 +12.8万人)

非農業部門雇用者数の予想外の悪い結果でドル円は一時117円半ばへ急落後、反転上昇119円を上抜け119.10円付近まで買い進まれドル全面高の展開です。

非農業部門雇用者数の大幅な下方修正と、失業率が4.7%より4.6%に低下したことからドル利下げ期待が遠のいたとの観測からでしょうか。
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2006年09月01日

米・雇用統計

米・8月非農業部門雇用者数
前回 +11.3万人
予想 +12.5万人
今回 +12.8万人

117.10-40内の動きで売り買い交錯です。
22:45 ミシガン大消費者信頼感指数
23:00 ISM製造業景況指数
待ち
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2006年08月04日

(米)雇用統計

(米)雇用統計発表前まで115.50付近までドル買いが進んでいましたが、雇用者数(予想+14.4万人→+11.3万人)、失業率(予想4.6%→4.8%)ともに予想より弱くドル売りで114.15まで急落、現在114.30付近で推移しています。
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今晩は雇用統計

今晩発表される(米)雇用統計は、ここ3ヶ月予想を下回る結果でドル売りのキッカケとなってます。夕方からの値動きは要注意です。

・景気重視の利上げ見送り or
・インフレ懸念重視からの利上げ継続

かですが、米景気減速感がマーケットを支配してるので、利上げの可能性は低いというのがコンセンサスです。

昨日は欧州中央銀行(ECB)と英中銀イングランド銀行(BOE)が利上げをしました。ECBは想定通りですが、BOEは早めの利上げでサプライズとなりました。

トリシェECB総裁のインフレ警戒発言から、欧州金利の先高観を背景にした円売り・ユーロ買いが先行しています。
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2006年07月29日

GDP vs 雇用統計

米2/4期GDPが予想を大きく下回ったため、ドル売りの流れが急加速し114円台後半まで下落しました。クロス円も全面安です。

GDP速報値は米景気の減速を示し、追加利上げの可能性はかなり後退したと思われます。8月8日のFOMC金利発表までには、4日に米雇用統計の発表がありますが、その数字次第では追加利上げの目も残ります。が、米労働市場は鈍化傾向ですので、サプライズな強い数字が出るかどうかです。

・GDP:伸び率減少→景気減速→消費の縮小→金融緩和→金利低下→ドル下落
・雇用統計:失業率下降→好景気→金融引締め→金利上昇→ドル上昇
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